オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「腰が痛い!痛いよー!」

ということで、この前の非常階段の除雪で腰を痛めたが、1週間経ってもまだ痛い。マッサージ器でマッサージしたり、湿布薬を貼ったり、アンメルツを塗ったり、低周波治療器をかけたりと色々とやってる。腰が一番痛いが、背中から足から腕から、とにかくすべてがバンバンに張って、あちこちが痛い。

やっと、水曜日に勤めが終わり、翌日から4日間の休みになる。水曜日は、痛みに我慢できず、腰のコルセットをつけて掃除をした。やはり少し楽になったが、それでも辛かった。各階の1フロアーを掃除して、次の下の階に移るエレベーターの中で、両膝に両手を置いて体を丸め、ゼーゼー言いながらやっていた。

それくらい、痛くて辛かった。なんとか1棟が終わると、管理人室に戻って15分ほど休憩するが、崩れるように椅子に座る。コルセットを外して、机に伏して黙って眠る。後ろに反ると、痛みが増すので前のめりに伏して寝る。腰だけじゃなくて、体全体がだるくて調子が悪い。 

        

ジッとしていても鈍痛があり、少しでも変な動きをすると激痛が走り、また痛み出すので、とにかく前のめりに伏してジッとしている。腰痛がひどい人は、この苦しみが分かるだろう。気持ちも滅入って来て、悪いことしか考えられなくなる。もう、この仕事は無理かなと思って、転職を本気で考えていた。

大学病院の調査では、脊柱管狭窄症の3分の1が、ウツ病の傾向があるそうだ。そして、罹病期間が長いほど、その傾向は強くなるという。もう、老人性ウツ病といい、いい加減にしてくれと思う。ウツ+ウツで相殺、というわけにはいかないのだろうか。

もう一人の管理人O氏から朝、「どうですか?変わったことはないですか?」とラインが来たので、「腰が痛いので、もうここを辞めようと思います。明日から、4日ほど旅に出ます。探さないで下さい」と返事を書いた。         

            

昼休み時間に、介護施設の方が管理人室に来て、入居者の高齢のオバサンのところを訪問したが返事がないので、どうしたらいいと言ってきた。それで、自分も行ってみたが、やはり返事がなく、離れて暮らしている仕事中の息子さんを呼んで、カギを開けてもらった。しかし、中から錠がしてあって開かないので、息子さんは警察に電話した。

まず消防車が来て、内側の錠を開けた。入居者は倒れていたが、意識はあった。その後に救急車が来て、そして警察が来た。ちょっとした騒ぎだった。そのことをO氏に、最初から最後まですべて、ラインに延々と長文を書いた。腰が痛くて悶々としていたので、少しでも気を紛らわしたかった。夜9時頃に、O氏からラインが来た。「お疲れ様です。長いー!」とだけ書いてあった。

家に帰って来てから飯を食べて風呂に入り、それから低周波治療器を尻、腰、背中と順にかけてみたら、調子が良くなってきた。明日からゆっくり休んで、なんとか来週の月曜日までに、少しでも回復したい。腰痛との闘いは、まだまだ続く。