オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「これからは、読みやすい本だな」

目がかすみ、活字を追うのが大変になってきて、読むのが面倒になって来たこともあり、マンガとかイラストや図解などの多い本を借りようと思い、図書館に行ってみた。今回は、いつもの北広島市図書館に行くのは、車で片道35分もかかってガソリン代がかかるので、江別市内にある「道立図書館」に行くことにした。車で、片道15分だ。

それで、ずっと隅から隅まで歩き回って探してみたが、まず狙っていたマンガや、「マンガで読む〇〇〇」という本がない。道立図書館という特徴上、北海道内の資料を多く置いていることなどから、堅苦しい感じがあって、置いていないのかもしれない。「図解で分かる〇〇〇」という本も、ほとんど見当たらなかった。

それから比べると、北広島市図書館には、マンガや図解のような本がまだあった。施設が新しいので、設備が立派だし、各本がきれいに陳列して並べてあるので、非常に見つけやすいし、行くのも楽しい。今度の休みには、そこに行ってみようと思う。

それでも、今回、なんとか捜した本が3冊あった。気付いたら、どれも音楽関係の本だった。1冊は指揮者の世界の小澤の本で、もう1冊はビンテージ・ギターを収集して販売している人の本、そして、最後の1冊はジョン・レノンの本だ。

昔から音楽関係の本は、時間を忘れて夢中になって読む。この前は、エリック・クラプトンの自伝を古本屋で買った。分厚い本だが、夢中になって読んだ。この前のキース・リチャーズの自伝も同じだった。こういう本なら、ずっと楽しんで読める。これから、こういう本を読む楽しみが出来たので、良かった。

対談形式の本も読みやすくて、今回借りた小澤征爾の本もそうだ。この本は小澤征爾の2人の兄弟との対談だが、有名な人との交流が会ったりして驚いたりする。作家の井上靖や、評論家の小林秀雄なども出て来た。そんな話も面白いが、兄弟仲がすごく良くて、いいなあと思った。古い本かと思っていたら、今年の3月に発刊されたばかりの本だった。こういう本もいいな。