オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「失敗作のマガジンラックを再生した」

マンションの受付台に置いたマガジンラックだったが、入れた小冊子が前に垂れ下がり、ひどいことになった。一応、前面にボードを挟んで小冊子が垂れないようにしたが、マガジンラックというには恥ずかしいので、家に持って帰って来た。それで、解体するのが難しいと思っていたのだが、簡単に解体できた。           

側板に貼った薄い板を剥がして、側板のビス留めした面をずっと見ていたが、いいことを思いついた。ビスは上と中と下の3カ所を留めていたので、中と下のビスだけを外して上のビスを留めたまま、その仕切板の下部を手前に引き出して斜めにしてみた。

何ということでしょう! キレイに斜めになった。後方に倒れるように斜めになった。2列目も3列目もそうしてみたら、どれも上手くいった。職場から、少しだけ冊子を持って来たので入れてみたが、これなら冊子が前に倒れない。各列の板をビス留めして固定し、また側面を薄い板で貼り付けた。

     

ということで、昨日、出勤したときに置いてみたが、なかなかいい。ただ、最初のときも、1~2日は大丈夫だったが、それから段々と小冊子が前に垂れ下がって来たので、もう少し様子を見なければならない。だけど、今度は後方に倒れているから、前に垂れ下がることはないだろう。

  

これで上手く行ったら、嬉しい。そして、1人でも「いいね」と言う人が居ると、やって良かったと思う。いつも、満たされていないなあと思っている心が、満たされる。こんなことで満たされるのかと、自分でも不思議に思うが、こんなことで満たされる。やっぱり木工は、こんな下手くそで粗雑なものでも、作ると楽しいもんだなあ。