今回の選挙は、参政党に投票した。もう一人の管理人のO氏は選挙に詳しく、政見放送も欠かさず見ているということで、色々と教えてもらった。O氏は、参政党がいいと言っていた。札幌市内での街頭演説では、参政党の演説の周りに千人ほど聴衆がいて、こんな人数は今まで見たことがないと言っていた。
聴いている人は高齢者も多かったそうで、消費税や年金や医療費控除とかについても関心が強く、生活に直接関わることだからだろう。それで、自分も反自民なので、このまま、やりたい放題のひどい政治を許すわけには行かないと思い、参政党に投票した。
参政党は善戦したが、案の定、自民党の圧勝だ。ガッカリしたが、これが現実だ。岸田首相もやはり財務省の操り人形で、更なる消費税増税は既定路線だと言われている。自民党政権というよりも、財務省政権と言えるが、これが延々と続いていく。
財務省は、国民のことなど少しも考えず、ただ一番文句が出づらい消費税を上げることが唯一の目的で、それしか頭になく、それ次第で出世も決まるということらしい。それと天下り先を増やすことも、出世につながるという。その財務省と、自民党議員の既得権の持ちつ持たれつの関係がある。
そして、そのツケを払うのは、すべて我々国民だ。消費税を上げないと、将来の社会保障費が賄えないと、自民党も財務省もずっと言っているが、それが大嘘だと専門家は言っている。それなのに、利害関係のある新聞各紙やメディアはキチンと取り上げない。あの記者クラブで、新聞報道も制限されている。メディアもスポンサーの利害関係があり、まったく、北朝鮮やロシアや中国の独裁政権と、なんら変わらない。
安倍元首相が殺されて、急に風向きが変わった。ウチの嫁などは「安倍さんは本当にいい人だった」と言ったが、その前までは、アベノマスクや桜を見る会のことで、ずっと文句を言っていた。そのことを言うと、「だって、死んだんだよ!」とムキになって言う。
死んだら、悪いことをやった人でもいい人になるのかと思うが、日本人の特徴としてこういうところがある。そして、国葬だと岸田は言う。便乗するのも、いい加減にしろだ。もう、やりたい放題。すべて、国民の血税だ。アベノマスクだって、桜を見る会だって血税が使われている。コロナのせいで、中小の飲食店や企業はかなり困窮している。
それでも高い消費税を払って、庶民だって、年金生活している高齢者だって、みんな困っている。こんな自民党政権に投票した人は、消費税がどんどん上がって困っても、一切、文句を言えないんじゃないか。自業自得だ。
今回の選挙結果には失望したが、もう当分、政治のことは考えたくない気持ちだ。ただし、また次回の選挙には行く。反自民の票を入れる。後何年、投票できるか分からないが、ずっと続ける。将来の子供や孫のためにも、自民党と財務省の悪政を、なんとしても終わらせたい。