オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「自室に、エアコンが欲しい」

ずっと前から、自室にエアコンが欲しいと思っていた。居間にはあるが、それ以外の部屋にはない。自分は、ずっと2階の自室にいるし、デスクトップ・パソコンを常時点けていて、ディスプレイも2台使っているので、とにかく夏は特に暑い。

夏場は、江別市も30度以上の暑い時期は3週間くらいだと思うが、その間はまったく何も手が付かない状態で、扇風機を最大にして、ただダラーンとしているだけだ。たまに、居間のエアコンを付けて涼むことがあったが、その冷気に当たると生き返る。

だから、いつかは自室にコンパクトなエアコンを欲しいと思っていた。一度、冷風機というのを買ったことがあったが、風が当たる体は涼しいが、後ろから熱風を吹き出すので、部屋の温度がグングン上がってひどいことになり、止めた。考えてみたら、バカみたいな話だ。

      

エアコンも同じ理屈だろうが、部屋の外に室外機があって、そこから熱を出すので部屋は暖かくならない。しかし、そのために工事が必要になる。自分の部屋は、どういう工事になるのだろうか。冬のことを考えると、少しでも隙間があるとマズい。

数日前に、近くに住む次男坊に「孫達は、暑さで大変じゃないか?」とラインしたら、少し前にエアコンを買って取り付けたので、快適だという。それは、孫達も喜んでいるだろうと思ったが、羨ましい限りだ。

学生のときは、東京に下宿していた。夏はヒドイ暑さで、部屋のドアも窓も開けっぱなしにしていたが、暑くて寝られず、タオルに水道水を浸して、体を拭いたりしていた。夏休みに北海道に帰って、休みが終わって、また羽田空港に降りた時の、あのモアーッという湿気と暑さに「また、戻ってきたなあ」と思った。

            

学校を卒業して、札幌の会社に勤めたが、夏になると周りの職員たちが「暑い、暑い」と騒いでいた。しかし、自分は全然暑くなくて、夏だということに気づかなかった。1年間経ってみたら、春秋冬だなと思った。東京の暑さに慣れたのだろう。本州の人達からしたら、北海道の真夏なんて、かわいいものなんだろうな。

ちなみに、高校生のとき、お盆休みになると道北の実家に汽車で帰った。旭川はかなり暑かったが、段々と北に向かうにつれて、気温が下がってくる。実家近くになると寒くなり、実家でストーブを点けていたこともあった。同じ日本でも、こんなに違う。