オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「2022年度も家計簿、断念!」

数日前、やっぱり家計簿をつけなきゃダメかなあと思って、実は去年の暮れに買った2022年度の家計簿を、本棚から引っぱり出してみた。今年1月1日から記帳して、1月13日で断念した。これで連続3年、断念。「無理だ~、無理だ~、亀の腹筋 ♬」という爆風スランプの歌があったが、「無理だ~、無理だ~、俺の家計簿 ♬」。そもそも、字が汚いし、書き方も汚い。向いてないな。

   

これはやっぱり、性格的な問題なのだろう。世の中には、Ritaさんのような方もいる。以前の記事でも取り上げたけど、もう異次元の世界だ。異星人と言えよう。これは、持って生まれた性格なのだろう。生まれつき、走るのが早いとか、力が強いとか、数字が好きだとか、歌がうまいとか、そういう特性なのだ。  

人それぞれ、努力してやれることと、やれないことがある。努力すればなんでもできる、努力しないから出来ないというのは間違ってる。高校野球なんか見ても、みんな努力してるけど、その内のほんの一握りしかプロにはなれない。努力して何でもできるんなら、みんなプロになってる。

ということで、自分が家計簿がやれないというのは、仕方ないことだ。ε- ( ̄、 ̄A) フゥ やっと、ここにたどり着いたか。とにかく、小さい頃から数字が苦手で、覚えられないというのか、自分にはこれは無理だとずっと思っていた。

           

ただ、それがこんな歳になってからだけど、最初から苦手だと思って、自分には無理だと思い込んでいる節もあるような気もしてきた。だから、絶対に無理だと思わないで、工夫して語呂合わせで覚えようとしたりすると、案外、忘れないで覚えていたりする。

例えば、仕事で廊下を掃除中に、部屋から出て来た213号室の永井さんが「漏水があるので、業者を頼んで」と言ったとしたら、メモ帳がなかったら「兄さん(213)、顔が長い(永井)ね」と覚える。永井さんがオバサンでも、顔が丸顔でも関係ない。すべて、ピッタリ当てはまるのはなかなか無いが、部屋番号だけとか、名前だけでもそうして覚えると忘れない。

ただ、これが家計簿をつけるとなると、それとは違う。金額と内訳の、毎日のこまめな記録になる。これは、自分には無理だ。家計簿ソフトも買って、パソコンにインストールもしてあるが、これもダメ。スマホのカメラでレシートを写して、内訳や金額を読み込ませるアプリも調べたが、訳が分からない。「無理だ~、無理だ~、俺の家計簿 ♬」。もう、あきらめよう。