この前、ＮＨＫの「72時間 hours」という番組で、「巨大模型店 ”プラモに心ときめいて”」というのを放映していて、途中から観た。「Johsin大阪 専門店キッズランド」というプラモの専門店にやってくる客に、インタビューして行く。小学生から学生、中高年の男性、そして若い女性や中年の女性まで買いに来ていた。
それが、専門的でマニアックな買い物なのに驚く。ミニチュアの昔の機関車輌のプレートだとか、車窓のカーテンだとか、すごい細かい種類が店内にたくさん揃っていて、それを買いに来る人がいる。みんな、必要なプラモやパーツなどを買ってワクワクしていて、家に帰ってすぐ作業するのが楽しみだと言う。
普通のプラモをカスタマイズする人も多く、そのマニアックな世界に驚く。色々な人のブログを見ていたら「ガンプラ」と言って、ガンダムのプラモデルを作っている方もいるが、そのこだわりはすごくて、いつも感心して読んでいる。
自分も、こういうのが好きだったら良かったのになあと思う。物を作って、形があるものが次第に出来てくるとワクワクする。最初から出来上がっている物もあるが、自分で一から組み立てて、塗装したりしてカスタマイズして作ったものは、一段と愛着があるだろう。自分も、下手くそな日曜大工で作った物がいとおしくて、後で何度も何度も見る。
今まで何度も書いてきたが、北海道の場合は、日曜大工は冬期間ほとんどできない。家の中で、細かい物を作ろうかと思ってやってみたことがあったけど、音はうるさいわ、木粉はひどいわで色々と問題があってやめた。
プラモ作りなら、季節も気候も関係なしで汚れも少なく、自分の部屋で静かに作業出来る。いい趣味だと羨ましく思うが、自分は細かい作業はまったく苦手で、小学校の頃に何度もプラモ作りに挑戦したが、失敗ばかりして完成したことがない。物作りは、形あるものを作っていくので、ひときわ楽しい。
