オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「なぜか、毎回寸法が合わない木工製作」

木工を以前からずっとやっているが、手描きの図面をもとに製作していると、不思議なくらい、最後の段階になると寸法が違っている。要は板の厚さを計算していなかったりとか、板の組み合わせを間違っていたり、計算を間違ったりとかなのだけど、毎回、「またか?」と思うくらい寸法が合わない。

大事な木材を切るだけ切ってしまってからなので、必要な寸法の材料が足りなくなったりする。ガッカリするが、仕方ないので少し切ったり削ったり、無理やり合わせたりするので、最終的に出来上がったものは、当初の寸法通りにならないことが多い。

         

それで、手描きではなく、安い木工製作図面ソフトを2年前に買ってもみたが、案の定、使い方がよく分からないし、覚えるのが億劫で使っていない。覚えると図面を書くのも楽なようだし、寸法を間違えることもなくなると思ったのだが、ただ実際の木材の採寸で間違えると意味がない。    

先般、自分のコメント欄に「寸法がいつも合わない」と書いたら、ブログ  DIYnom’s blogのノムさんという方に、「端から合わせて組み立てると、これがズレる原因なのです。例えば、箱を作るときなどは、中心から左右対称に採寸してカットや組立を行えば、ズレない」ということを教えてもらった。

ただ、DIYの腕前は、ノムさんが大工(第九)だとしたら、自分は第2くらいでレベルはかなり劣るので、上手く出来るかどうか自信がないが、今度やってみよう。ノムさんが、自分の作品を見たら「ひでえなあ、これは!」と言うこと間違いないだろう。或る意味、木工の常識をくつがえす作品と言えるかもしれない。