オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「いしかわゆき『書く習慣』」

Amazonで、文章の書き方関連の本を探していた。やらせもあるとは聞いているが、一応、その本のレビューを必ず読む。すると、かなり評価のいい「ファンが増える 文章術」という本があったので、欲しくなった。そう思うと、すぐ手に入れて読みたくなるので、仕事が休みになると家から車で40分のところにある、大型書店に行こうと考えた。

近くにも、車で7分ほどのTSUTAYAがあるが、書籍の数が少なくて種類もあまりないので仕方なく、いつも上記の大型書店まで行っていた。しかし、待てよと思った。3年前に市内の車で9分のところにできた「江別蔦屋書店」のことだ。市内の外れにある。

複合施設で、色々な食事の店が入っているが、本の数が家の近くのTSUTAYAとは比べものにならないくらいある。しかも、立派だ。それをすっかり忘れていた。「ここがあったんだ!」と思って、早速休みの日に行ってみた、木曜日という平日にもかかわらず、大きな駐車場は満杯だった。

中に入ると、膨大な本の数に改めて驚いた。これは、わざわざ遠くの大型書店に行かなくてもいいなあ。今まで、なにをやってたんだろうと思った。お目当ての本は、すぐ見つかった。お目当ての本以外にも、関連する本が何冊かあったので読んでみた。

  

すると、「書く習慣」という目を引く本があった。装丁がいい。中を少し読んでみると結構、面白い。それと、何んというのか、文字も読みやすく好きな字体で、見やすい配置やデザイン、本の触れ心地もなにもかもがいい。自分好みの上質の本というのか。

それで、一応目星をつけて買わないで帰って来て、礼の如くAmazonで中古本を探した。しかし、まだ新しい本なのでほとんど価格が変わらなく、装丁も気に入っていたので、新しいのを買うことにした。この本の評価の中に、「紙質が最高だ!」というのがあり、成程、あのときの手触りの良さはそれだったと分かった。

この本はベストセラー1位で、人気のある本だということが後で分かった。Amazonの無料で読める本に入っていたので、買うこともなかったのだけど、この本は特に、実際の本が欲しいと思った。手で触れて読んでみたいと。本って、内容だけでなく、紙質や字体や配置やデザインやイラストでも、すごく良いものになるんだと、初めて思った。

この本はAmazonに注文した。書店に置いてある本は、誰かが一度は手に取ったことがあるかもしれないが、Amazonから買うとそれがないと思ってのことだが、変なこだわりがある。安いので中古本をよく買ってはいるが、やはり少しでも汚れがないと嬉しいし、新品同様だと「やったー!」とすごく喜ぶ。昔は、中古本は一切買わなかった。

単純に読むものだけではなく、大事な宝物のような気持ちもあるのかもしれない。だから、気に入った本を2冊も買ったりして、本棚に置いておく。この本は、内容もそうだけど、本全体としてもすごく気に入っている。

書く習慣

書く習慣

  • 作者:いしかわゆき
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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