オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「海外旅行は、もういいな」

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先の記事で、海外旅行はもういいということを書いた。確かに、金も体力もなくなったことが一番の要因だが、その他にも海外だと喉が乾いても自販機がないので、簡単に飲み物を買えないし、トイレに行きたくなってもなかなかなくて、たまにあっても有料トレイだったりして、何しろ言葉が通じないのだから、とにかく不便で仕方がない。そんなときに、日本のありがたさをすごく感じる。

海外旅行も、現地に着くまでの飛行機の搭乗時間がウンザリするほど長くて、いつもそれとの戦いだ。満席のときなどは、隣の人との間がギリギリで、自由に身動きが出来ないので体が痛くなるやらで、非常に辛い。トイレに行くのも大変だ。ゆっくり寝ることも出来ない。恰幅の良い人が隣に来ると、「ウワー!参ったなあ」と思う。

ところが、自分の女房はいつも平気で、グーグー寝てる。しかも、前が広くなっている席が空いていたり、隣り合わせの席が空いているところがあると、すぐCAにその席に移ってもいいか聴いて、足を伸ばしたり、横になったりして寝てる。自分にもそうしろと言うが、自分の性格上、我慢して言わないことが多い。

海外ツアーの内容が高齢者には大変だということで、観光する場所を少なくして、ゆっくりと無理のない高齢者向けのツアーも、最近は出て来ている。今までの海外ツアーは、とにかく短期間にたくさんの観光場所を詰め込み過ぎて、普通の人でさえクタクタになるようだ。

そんなことで、年齢的なこともあり、海外旅行は自分にとって、快適な旅ではなくなった。当り前のことだが、海外に比べて国内だと、どこに行っても言葉が通じるので、分からないことがあれば誰かに聴けばすぐ分かるので、気持ち的にすごく楽だ。旅行に行くとしたら、自分はもう国内しか考えられない。