オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「もう、勘弁してくれい!」

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というような大雪で、参ってる。札幌市も今年は大雪で、積雪量はすごいことになっている。家の周りの雪かきも大変だが、道路がひどい。路地などは車が1台しか通れなくて、対向車は家の玄関前や角の路地の少し広くなっているところで、どちらかが待機する。

そして、通る車の運転手は必ず頭を下げる。これがエチケットになっている。知らん顔して通り過ぎると、待機している側は「頭くらい下げんかい!ボケ!」ということになる。もちろん、通り過ぎた後だが。

パートの仕事で、市内中を走り回っているが、アチコチの路地で車がハマっているのを見かける。ハマっていた車を助けたこともある。日にちを空けて7日間位、市内を1日2~3時間走り回ったが、よくハマらず、事故らなかったと思う。

路地の凸凹で、グチャグチャの道路では、少しでも止まるとハマる可能性が高いので、止まらずに一気に走り抜けていく。しかし、止まらないということは、横の路地から車がビュッと出てきたら、ぶつかることになる。今まで運が良かったとしか、言いようがない。

ところで、札幌も江別も除雪車が全然来なくて問題になっているが、その原因はドライバーの高齢化が進んでいて不足していると、以前テレビでやっていた。そうしたら、数日前に仕事で会った大工さんが、「除雪車やそれを運転するドライバーは充分いるけど、雪を運ぶダンプカーがいないんだ」と言う。

何でと聴くと、「それは、札幌や江別のダンプはほとんど北広島に行ってるからだ」と。なるほど、そういうことか!北広島で建設している、日本ハムファイターズの本拠地のスタジアムになるボールパークの工事に、ダンプカーが集結しているからだ。

ボールパークの工事現場は、球場以外にもホテルやマンションやレジャー施設も作っているので、工事も桁外れの規模で、空に向かって伸びている数本の巨大クレーンや、すごい数の重機やダンプカー、そして作業員の多さを見て驚いていた。

ダンプカーは、ほとんど予定が立たない安い作業単価の除雪作業よりも、作業単価がずっと高くて、期日も日程もだいたい決まっているボールパークの方に集結しているそうだ。それが、こんなことになろうとは誰が予想しただろう。

自分が25年前にここに引っ越す前の冬、建築中の我が家を見に来たが、向かいの中学校のグラウンド・フェンスの上まで、除雪した雪が積んであった。それまで住んでいた田舎よりも、はるかに雪が多く、とんでもないところに来たと思った。

その翌年からずっと今まで、そんなひどい積雪はなかったが、今回はそのときと同じくらいの積雪だ。引っ越して来てから25年になるので、それ以来の大雪なのか。とにかく、今年の積雪は異常だ。ニュースを見ていると、北海道だけではなく、本州方面も同じように数十年ぶりの大雪のようだ。異常気象なのだろうか。