オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「客の絶えない、あいチュらんど」

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我が家から車で約25分の長沼町に、「あいチュらんど」というアイスの専門店がある。年中無休の店だ。ここは昔から来ているが、非常に美味しいので、夏などは客が絶えることなく賑やかだ。平日でも、結構並んでいることが多くて、冬の間はさすがに客は減るが、それでもチラホラと来ている。

自分がいつも食べるのは、「つぶあんパフェ」だ。ほとんどこればかりだが、夏は期間限定の「いちご姫」というのを、たまに食べる。とにかく基本となる生クリームが、濃厚で美味く、この味のとりこになって通う人が多いのだろう。味のバランスがすごく良くて、濃厚だが、くど過ぎない。濃厚だから、いいと言うものでもない。

ちまたには、かなり濃厚なソフトクリームもあり、そのときは美味いと思うけど、少し経つと、また食べたいと思わないので、やはり、ほど良いバランスがある。それと、濃厚さを強調するソフトクリームは、結構いい値段がする。原料や製造工程に金がかかっているのだろうが、値段と美味さを両天秤にかけて高過ぎると思うと、また食べたいとは思わない。

「冬にアイスを食べる者は、本当のアイス好きだ」と、なにかで読んだ。自分も冬の間でもよくアイスを食べるが、ただ、北海道の家は、冬はかなり暖房が効いていて、室内は夏のように暖かい。それで、アイスを食べたいと思うことがよくある。ソフトクリームは、中高齢者でも好きな人が多く、どこそこの店が美味いと、よく話している。

或る本を読んでいたら、「世界的なアイスクリーム”ハーゲンダッツ”の中でも、日本製造のものが一番品質が高く、それに使われている生乳は、北海道の浜中町で生産されている」と書いてあった。そういえば、以前テレビで浜中町の牛乳の生産管理方法が素晴らしい、というのを観たことがあった。先導する町長が、革新的な人らしい。

その浜中町で、その生乳から作ったソフトクリームが食べることができるというので、一度行って食べてみたいと思っている。しかし、ネットの地図で調べてみたら、我が家から高速道路を使っても、片道5時間はかかる。使わなければ6時間以上になる。往復で10時間以上では、ソフトクリームだけ食べに行くには少々遠すぎるが、それでも一度は食べてみたい。

話は脇道にそれるが、浜中町観光協会のHPを見ていたら、「モンキー・パンチの故郷」と書いてあった。漫画「ルパン三世」の作者だ。洒落た漫画を書いていたが、北海道の小さな町の出身だった。浜中町の人口は、今は6千人ほどだが、モンキー・パンチさんの住んでいた頃は、1万人くらいだったようだ。

画像は、自分のお気に入りの「つぶあんパフェ」。

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