北広島市は、札幌市内から千歳市内までの約半分の位置にあり、札幌市内から車で40分ほどで、我が家からだと車で25分だ。地名の由来は、広島県人が入植して付けたそうだ。札幌市内まで電車が直通で走っていて、1970年に「道営北広島団地」の開発が始まり、札幌のベッドタウンとして人口が急増して行った。現在の人口は、約6万人だ。
市役所や図書館や文化センターなどは、新しくて立派だ。自分もこの図書館をよく利用していて、以前ブログにも書いたが、素晴らしい図書館だ。北広島市の郊外に「北広島高校」があり、その手前の道をよく走っていたが、或る日、その高校のすぐ向こう側に巨大なクモの足のようなクレーンがそびえ立っていることに気付き、目が点になった。
想像を絶する巨大なクレーンが、何本も空まで伸びているその壮大な光景は、今まで見たことがなく衝撃的だった。こんなすごいもので、一体何を作っているのだろうかと思ったが、すぐ「ボールパークだ!」と分かった。このすごい光景を孫達に見せてやりたいと思い、すぐ次男坊に教えてやった。「連れて来て、見せてやれ!」と。
その工事の様子を空から写した動画が、そのホームページで観ることが出来る。これがまたすごいので、是非、見て欲しい。(https://www.hkdballpark.com/) 完成する球場や、周りの施設の詳細も分かる。かなり完成して来ているが、それでも多くの巨大なクレーンがまだある。こんなところに、日本ハムファイターズの拠点の球場ができるとは信じられない。しかも、球場だけではなく、ホテルやマンション、温泉やレジャー施設、そしてホテルも隣接して出来るようだ。
以前、このすぐ横を通るサイクリングロードを何回か走ったことがある。そこの貸自転車の管理人さんが、「ボールパークが出来たら、試合になるとこのサイクリングロードを走って、札幌市内から大挙押し寄せて来るんだろうなあ」と言っていたことを思い出す。2023年3月に開業ということだが、今までは閑散としていた街が、すごいことになる。
しかも、あの新庄が監督になり、なにからなにまでが、とんでもないことになりそうだ。新庄は建設中の ボールパークを見て、「ここでプレーできる選手は、うらやましい」と思ったそうだ。そして、「今まで米国のいろんな球場を見てきたが、これは世界で話題になる球場になる」と断言した。大リーグでプレーしてきて、色々な有名球場を見て来た新庄が、「絶対に世界で話題になる!」と言うくらいなのだから、とんでもない球場になるのだろう。今から、ワクワクしている。
下の画像は、去年の10月に撮影したもの。近くで見上げると超ド迫力!どうしても、写真ではそれが伝わらないのが残念だ。ホームページの最初に出てくる動画を見て欲しい。出来たら大きな画面で。こんなスゴイ光景は、この先見ることはないだろう。冥途の土産が出来た。南無ぅ( ̄人 ̄)ちーん