残りの根も、ほとんど掘り起こした。ガッチリと塊になっているものやら、細い根がたくさん絡み合っているようなのもあった。根と言っても、色々なのがあるもんだ。まだ、雑草の中に隠れた根がありそうだが、目につくものはだいたい掘り起こした。
この掘り起こした根は、市の指定ゴミ袋に入れて、燃えないゴミとして捨てるが、結構な重さになりそうだ。ゴミ回収の人達も、袋の中のこの根を見たら驚くだろう。木の塊も小さなものは燃えるゴミだが、大きなものは燃えないゴミになる。
しかし、これらの掘り出した根を見ていると、植物は生きているのだと実感させられる。土の中でも力強く根をあちこちに張って生きているのを見ると、生命力の強さに少し怖くなる。木や枝や根を切るときには若干の躊躇があり、信心深い自分は一応拝んでから切った。木のお化けが出ると怖い。「よくも切ったなあ~!」と。
土の中には掘り出した根の先がたくさんまだまだあるが、これらは自然に枯れていくのだろうか?それとも、それがまた大きくなって土の表面に出てくるのだろうか? 根を掘った跡に、除草剤をたくさんかけておこう。「よくも除草剤、かけたなあ~!」と出ないだろうなあ。