バラの木の根を掘り出す作業をやってみたが、想像以上に手ごわくて、古いスコップの木の柄が折れた。更に、車載用の鉄スコップも折れ曲がったので、途中で止めた。最後はツルハシで掘ったが、やはり柄の部分が木で折れたのを結束バンドで補修していたこともあり、折れそうだったのでまた結束バンドで補修して使った。それで、1個目の根を何とか掘り出した。
ということで、近所のホームセンター「ホーマック」に、剣先スコップを見に行って来た。すると、先から取っ手まですべてが鉄製の丈夫そうなのを見つけた。焼き入れがしてあって丈夫だという。持って見たら、ズシッと重くて頑丈そうだ。しかも、価格が千円くらいと安い。それと、根を切るには良さそうな、短いサイズのステンレス製の片手鍬も見つけた。これも約千円と安かったので、両方買った。
この後、早速買ったばかりの鉄製の剣先スコップで違う根を掘ってみたが、これもかなり手ごわかった。あらゆる方向から剣先スコップを刺して、根を完全に切断して掘り出さないと、とても持ち上げて引っこ抜くことができない。それくらい、あらゆる方向に根が広がって伸びている。
今回、こうして残りの4~5個の根を掘り出すことになるが、土の中に残っている根から、また木が伸びてくるのだろうかと懸念している。それで、雑草を根から枯らすという除草剤を、切った根に撒いておこうかと考えてもいる。切った根が枯れて腐るのではないかと思うのだが、果たしてどうなるか。
それにしても、最初は全面に芝生が張ってあり、それからレンガを敷いたり、ウッドデッキを造ったりしたときも雑草は生えたが、その後に女房がバラの木を植えてから、2年間でものすごい勢いで根を張って広がり、枝を各方向に伸ばして行った。何もないところだったのに、2年間でこんなことになるとは。木の生命力というのか、繁殖力というのはすごいものだ。