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還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「我が国の国会議員給与は、先進国で断トツ」

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我が国の国会議員の給与は、ボーナスも含めると年間で約2200万円になるそうだ。さらに、その他に交通費、通信費、滞在費などが月に100万円支給され、その他にも諸手当があり、これらの諸手当を含めると年間で約4,500万円になるそうだ。

さらに、秘書3人を雇用することができるので、その費用も年間に約3,000万円かかり、それらも合わせると1人の国会議員の所得は、なんと年間で約7,000万円になる。そして、その他の特権として新幹線のグリーン車のJR線は全て無料で、航空券も月に4往復分が無料だ。

国会議員の給与を各国と比べた場合、日本はシンガポール、ナイジェリアに次いで世界第3位。上位2か国は先進国ではない。5位に米国がいるが、日本は米国よりも1.5倍も給与が高い。ドイツは日本の半分で、イギリス、フランスは日本の約3分の1だ。仮にドイツ並みに半分の給与にした場合、年間で1人3,500万円が浮いてくる。

国会議員は衆議院が465人、参議院が248人の合計713人なので、全員だと約250億円が浮く計算になる。今回の安倍のマスクは260億円なので、ほぼ同金額になる。安倍のマスクも、血税をどぶに捨てたようなものになった。こんなバカげたことを、政治家も官僚も平気でやる。

それにしても、今回のコロナ騒動で倒産したり、廃業している店が数多くあるのに、それをよそ眼に、血税がこんなに無能な国会議員に無駄に使われている。国会議員にしても官僚にしても、自分達の都合のいいように勝手になんでも決めるから、どうにもならない。

国会も、開催回数が多すぎるとも言われている。政府はやらなければならないことが山ほどあるのに、国会が多過ぎて集中できないということも確かにあるようだ。国会で居眠りばかりしていたり、小説を読んでいるようなのも毎回目撃されている。欠席ばかりしている議員もいるというから、国会を多く開く意味が本当にあるのだろうか。

財務省が、毎回うるさいくらい「国の借金が、国民1人当たり〇〇〇円増えた」と言うのは、1番簡単に国民の金を集めることができる消費税を、更に上げるためだ。その金を貯えて、自分達の天下り先を増やしたり、そのための資金にしようとしているという。それが、財務省の昔からの悲願だそうだ。まったく、ふざけてる。

今回の政府のコロナ対策の不甲斐なさを見て、多くの国民が怒って憤慨している。しかし、これは今に始まったことではない。今までもずっと、日本の政治は「経済は1流、政治は3流」と世界からも言われ続けて来た。最近は経済も、少し危うくなって来たが。

そのときから、今もなにも変わっていない。ただ、今回のような緊急時になると、その3流の正体が現れて目立ってきたいうだけのことだろう。いったいこの先、我が国の政治をどうしたらいいのだろうか?まずは、腐れ切った自民党をなんとかすることだろう。そして、国民の強い意思を表さないと、どの党が政権を取っても同じことになるだろう。これ以上、3流の政治家や3流の官僚たちの思い通りにさせてはならないと思う。