オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「中高齢者の憩いの場、図書館」

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江別市には、図書館が2つある。1つは「北海道立図書館」で、元は札幌市中央区にあったが、今から54年前の1967年に、今の江別市文京台に移転したそうだ。道立図書館なのに何故、札幌市でなくて江別にあるのか、以前から不思議に思っていた。

調べてみると、『札幌以外では、どこよりも江別市内に道立施設が多く、札幌市厚別区と隣り合わせで接している文京台地区が「文教地区」としての性格を持っていることが、大きな理由』と書いてあった。文京(台)と、文教か。

もう一つの図書館は、「江別市情報図書館」で、1989年に江別市で一番栄えている野幌町に開館した。自分の見た感じでは、上記2つの図書館を比べても、蔵書の量はそれほど変わらないように思うが、「北海道立図書館」の方が、やはり北海道の歴史や市町村の資料が、多いように思った。

「北海道立図書館」は、建物は古いが大きくて、館内も広いのでゆったり出来る。狭くて、本も人も密集している「情報図書館」よりも、自分は遥かに快適でいい。テーブルも大きく、自習室も広くて席もたくさんあり、WiFiも使えるので、ノートパソコンを持参して使っている人も多くいる。

来館者は中高齢者の男性がほとんどで、家に居るのに飽きたり居ずらくなると、外で時間を潰せるところは、「パチンコ店か、図書館しかない」ということを、よく聞く。しかも、図書館は金がかからず、トイレもあるし、飲み物の自販機もあるので最高だ。

ただ、この「北海道立図書館」はトイレが結構古くて、タイル貼りの床等も老朽化している。自分は、かなりここのトイレを利用する方なので、キレイにしてもらえると、言うことがない。トイレがキレイだと、もっと最高だ。

それと、最近の中高齢者向けの喫茶店やパチンコ店の休憩所のように、ソファとは言わないが、深くゆったりと座れるイスがあるといい。図書館は、中高齢者のオジサン達の溜まり場、憩いの場になっている。