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還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「マウントレースイ売却の記事を読んで」

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今日、ネットでニュースを見ていたら、北海道の鈴木知事が夕張市長の時に、マウントレースイというスキー場やホテルを2億円で中国企業に売却したら、その後にその中国企業が香港企業に12億円で転売したという記事が書いてあった。それで、そんな中国企業に売却したことが現鈴木知事の責任問題で、癒着も有ったのではないかということだった。

自分の家から、車で片道1時間20分ほどの夕張市には、年に1~2回はドライブで行くことがあり、数年前にはマウントレースイのホテルの中にも入ったことがあった。夏ということで、ホテルの中は閑散としていた。

スキー場もブームは去っていて、今は東南アジアの国から、北海道の雪を目指してやって来る旅行客がほとんどのようだ。北海道以外のスキー場でも、同じように冬期間だけの営業だけでは経営が難しく、冬期間以外にもキャンプ場として使えるようにしたりとか、色々と苦労しているようだ。

最初から、転売目的の中国企業に売却したということは、確かに問題があったのかもしれないが、それでも当時はそれ以外に買い手がいない状況だったと思うし、それも致し方ないという気もする。何であれ、毎年、維持費がかかって赤字が増える一方の施設を、2億円で売ってしまっただけでも良かったのではないかという気がする。

その中国企業が転売で儲けたと非難しても、それではそれ以外の企業にもっと高く売ることが出来たのかというと疑問だ。あれだけ夕張市民が一生懸命、復興しようと頑張ってもダメだったのに、それを外国企業、まして中国企業が復興できるとは、最初から誰も思っていなかったのではないだろうか。

マウントレースイだけでなく、夕張市内の寂れた様子を見ると尚更そう思う。以前は、映画祭で何とか活気を取り戻そうとしたくらいで、他に復興につながりそうなものは見当たらなく、また、周りの市町村もかなり寂れて来ている。

北海道は全国で一番過疎化が進んでいて、札幌市にのみ人口が集中し、他の地域は急速に廃れて行っている。そんな中で、市政がどれだけのことをやれるのだろうかと思うし、実際に現地を見て施設も見てみると、観光地としての道内の状況は厳しいものがあると感じる。