3月になると、いよいよ長い冬も終わるという気持ちになる。急に暖かくなり、雪がドンドン溶けていく。昨日から天気が良くなり、今日も快晴で日中の最高気温は3℃だった。雪も溶けて、道路はビショビショで水溜りになっているところが多く、歩道に人が歩いている時は、車の運転は気を付けないと泥水をはねてしまうと、通行者にかけてしまう。
しかも一昨日まで降った大雪で、道路の両脇には除雪した雪が高く積まさっていて、その向こう側の歩道が見えないところもあるので、さらに気を使う。明日の天気予報は、今日よりもずっと気温が高くなりそうで、予報では最高気温は10℃ということだ。一気に、積み重なっている雪も溶けるだろう。お日様の熱は、すごいものだ。屋根に積み重なった雪も溶けるので、助かる。
我が家の屋根には雪止めが付いていて、雪は落ちないで溜まるようになっており、風で飛んだり、暖気で少しずつ溶けるようになっている。10年ほど前までは、雪が溜まると落ちるようになっていたが、それで2回ほど、下に駐車していた車に落ちて天井を潰したり、フロントガラスを割ったことがあった。
固まった雪が落ちるので、ドーンというすごい音がして、人の上に落ちると大変なことになる。それで屋根の貼り替えをする時に、無落雪の屋根にしてもらったが、正解だった。それ以来、一度も下に落ちたことが無いが、もちろん、温暖化で雪が少なくなっているせいもあるだろう。
道路を挟んだ数軒の家は、無落雪の2階建てだが、大雪になると、或る程度は雪落としをしないと電気や灯油の熱では雪が溶けないらしく、今日も危険な屋根の雪下ろしをしていた。結構な高さなので、落ちると怪我をする。しかも、どの御主人も70代半ばなので心配になる。毎年のことだが、中高年の屋根の雪下ろしでの死亡事故がある。年寄りには、危険な作業だ。雪が早く溶けて欲しい。