オジさん NOW

還暦過ぎたオジさんのあれこれ

「昨日観た、NHKのテレビ番組」

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普段はそれほどテレビは観ないが、それでもダラーっとただテレビをつけている時がある。そうしていたら、NHKのテレビ番組で、日本の城の画像が出たので「おっ!」と思って、途中からだが観てみた。午後7時半からの「日本最強の城スペシャル第6弾」という番組だった。これを観ていて、日本にはこんないいところがあるんだなと思い、いつか城巡りをしても面白いかもしれないなと思って観ていた。もちろんそのときは、その城の歴史を結構調べてからだ。歴史を知っていると、楽しさは数十倍にもなる。

それにしても、司会の恵俊彰は昼のワイドショーでも司会をしていて慣れているのだろうけど、進行が上手だと思った。面白可笑しく進めながらも、それでいて本筋からぶれない。それが、その数時間前にエアロバイクを漕ぎながら、録画したNHKの「逆転人生」というのを観ていた。今回は、見ごたえのある素晴らしい内容だったが、番組の方針なのかもしれないが、あまりにも可笑しくしようという司会の山ちゃん?の進行が、そちらの方にばかり行ってしまって本筋がおろそかになって、これはダメだと思った。

最後に、真剣そうなコメントを言っていたが、それもお決まりの、あまりにも軽いもので、何から何まで番組に来ていた話の主人公に対してすごく失礼だなあと思った。毎回録画して観ているが、今回のはひどかった。こんなのが続いたら、もう観るのは止めようと思っている。そんなこともあって、尚更、恵俊彰の上手な司会ぶりが目についた。

その後、やはりNHKの午後9時からの「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンティアゴ~」を途中から観たが、これがまた素晴らしくいい番組だった。サブタイトルには、「キリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを徒歩で目指す旅“サンティアゴ巡礼”。フランスからスペインにかけて、自身の内面と向き合う巡礼者たちの感動の物語」と書いてあったが、その通りだった。自分も腰を悪くする前は、四国の八十八か所の巡礼の旅を夢見ていたことがあったが、この“サンティアゴ巡礼”の巡路は、ものすごく壮大で美しかった。

80歳以上の人や20代の若い人や、色々な人達が巡礼の旅をしていた。41歳の日本人女性も一人いて、驚いた。自分の歳以上の中高年の男性に「なぜ、この旅に来たのか?」とインタビューしたら、「あらゆるものから自由になるために」とか、「自分を知るために」とか言っているのを見て、やはりみんな同じなんだなあと思った。何歳になっても、高齢になっても、生きる意味や心の安息を探しているのだろう。その気持ちは、自分にもよく分かる。これを観ていて、自分も何とか腰を治して死ぬ前に巡礼の旅をやってみたいと思ったりした。

60代の父親と30代の息子の2人のペアもいた。終点に着くと、父親はこの旅に誘ってくれた息子に感謝をして、感激してずっと泣いていた。息子は、いずれ自分の子供とこの巡礼の旅をしてみたいと言っていた。息子はこれからまだまだ先があるので冷静だが、人生も終点に近づいている父親にとっては、とても感慨深いものがあっただろう。自分もつい、もらい泣きをしてしまった。歳を取ると、涙もろくなってしまう。

これを観ていて、もし自分が長生き出来て、孫二人も大きくなっていて、その時にもし孫が何かにつまづいて悩んでいたり、挫折しそうになっていたら、この巡礼の旅に誘って、一緒に歩いてみたいと思ったりした。俳優の三浦春馬が亡くなった。誰しも、心の中に大きな闇を抱えている。ただ、ちょっとしたことで、その闇に薄っすらと光が射してくることもある。その、ちょっとしたことを体験させてやりたいと思ったりする。しかし、まず自分だ。腰を治して、四国八十八か所の巡礼の旅に出ようか。無理かな。