同僚が、前回のブログの記事を読んだそうで、「食事の管理はいいけど、間食の管理はいいのか?」と言う。その鋭い言葉に耐えきれず、思わず下を向いた。確かにそれを言われたら「なんも言えねえ」状態だ。間食というのは、もう自分の意志では制限が効かないもので、薬物中毒やアルコール中毒のようなものなのかもしれない。「間食中毒」と言っていいだろう。
これからは間食をやめるぞと思っていても、「あ~、今日もまた菓子をたくさん買ってしまった」ということになる。買い物しないように、あまり外出しないようにと思ってはいる。数日前も、スーパーで売っている大福とよもぎ大福のセットが、この前買って食べたら非常に美味かったので、2パック買ってしまった。
一応、今日と明日の分ということで買ったが、「ここまで食べたら、もう全部食べても同じだ」とか、「少しだけ残しても仕方ない」とか、「明日になって、もし傷んでいたらもったいない」ということで、結局その日の内に2パック全部食べてしまった。
そして、甘いものを食べたら、今度はしょっぱいものが欲しくなって、おかきや珍味を食べる。ところで、「しょっぱい」という言葉は北海道の方言だそうで、それで漢字変換ができなかった。「塩辛い」という意味だが、こうして普通に使っている言葉が、北海道だけの言葉ということが多々ある。
話は反れたが、甘いのを食べたら塩辛いものを、塩辛いものを食べたら甘いものをときりがない。そして、喉が乾くとなにかを飲みたくなり、飲むとまたなにか食べたくなり、そして、ということで悪循環が延々と続く。そんなときの飲み物は、コーラなんか最高だな。
今までなんどもこの悪習を断とうと挑戦して来たが、ことごとく挫折した。ただ、10年ほど前に、間食は韓国海苔だけ食べて我慢したことがあり、つらかったが上手くいった。そのときは、次第に間食したいと思わなくなり、女房が買った菓子がいつも台所の横に置いてあったが、それを見てもまったく食べたいと思わなかった。
それで、もうひどい間食を断ったと思っていたが、たいして食べたくないのに、嫁が買ってある菓子を一つ二つと口の中に入れている内に、段々と食べる量も増えていき、毎日食べるようになり、また元に戻った。間食を断った期間は、1ヶ月ほどだった。
一番いいのは、菓子を買わなければいいということだが、それが実に難しい。食材を買いに行くスーパーや、ちょっとコンビニに寄ると、実に美味そうな菓子がたくさん置いてあり、その誘惑に勝てるかどうかにかかっている。
しかし、この間食の金額だけでかなりの支出になっていることに、最近気づいた。間食をやめるか減らすことで家計も楽になるし、血糖値も下がるので良いこと尽くしだ。それと今回、血糖値が下がらなくて体調も悪くなっている。今、また韓国海苔を食べている。