前職場の送別会の場所が、この「山の猿」だった。なかなか、料理が良かったという記憶がある。ここで昼のランチメニューがあるというので、仕事が11時半に終わってから行ってみた。普段は居酒屋なので全室個室になっていて、廊下を挟んで両脇に牢獄のような感じで個室がズラーっと並んでいる。
そこに通されたが周りには誰も客がいなく、ガラーンとした薄暗い多くの個室の1つに自分1人でいるので、薄気味悪かった。注文は、テーブルに置いてあるタブレットでするようになっていて、少し戸惑ったが何とか注文出来た。豚丼定食にした。
この山の猿は、職場から車で6~7分のところにあるのだが、仕事が終わって事務所を出て行く時に、交替要員の20代のS君がちょうど昼飯を食べるところだった。それから、自分が山の猿に着いた頃に、職場の所長から「コートを忘れて行ったから、帰りにでも取りに寄ってください」というラインが来ていたので、食べ終わってからまた職場に戻った。
そして事務所の戸を開けると、自分が出て行く時に食事を始めていたS君がまだ食事をしていて、自分を見て「も~、食べたんですか~!ものすご~く、早い~!」と驚いていた。しかし、俺も「ものすご~く早い!」かもしれないが、君も「ものすご~く遅い!」ぞ。
ということで、豚丼と豚汁のセットは、確か税込みで1,100円くらいだったと思ったが、量もあって味も良かった。ただ、あのガラーンとした牢獄が並んでいるような雰囲気の中で、1人で昼飯を食べるのは、ちょっと不気味な感じがして落ち着かなかった。ああいうところは、2人以上で行く方がいい。店は、国道36号線沿いにあり、江別市野幌町2-3。