昨日、喫茶店「一軒茶屋」に行ってきた。店主が暇だと言っていた平日の午後2時にもかかわらず、駐車場は満杯で4~5台の車が停まっていた。何故と思ったが、もしかしたら、この店が今月号のグルメ月刊誌のトップに掲載されたからなのかと思った。
テレビや雑誌で紹介された店は、それからすぐ満員になることが多い。札幌市内からでも、1時間以上かかっても、平気で食べにやって来る人が多い。午後2時にそんな状態だったので、少し先にある「由仁ガーデン」の広い駐車場で30分ほど時間を潰してから、喫茶店に戻った。すると、店主らしい人が店の道路脇に看板を設置している姿が見えた。
急いで、店主と話そうと思ってUターンして戻ったが、店主はすぐ坂の上の店に入って行った。そして、設置したばかりの看板を見たら「今日の料理のオーダーは終わりました」と書いてあり、午後3時閉店だったので、これはもう今から行っても客はまだいるようだし、店主と話す機会は無いと思ってあきらめて帰って来た。
店主に相談してスピーカーユニットを決めないと、スピーカーボックスのユニットの穴も空けられないので組立てることも出来ず、参ったなあと思った。仕方ないからもう一度自分で調べて、ユニットを決めてしまおうと思い、家に帰ってから色々と調べてみた。
結局、当初考えていた「TangBand 10cmフルレンジユニット W4-927SEF」というユニットに決めて、すぐネットで発注した。2個で約12,600円だった。後は、スピーカーボックスにユニットを入れる穴を空けて、ボックスを組み立てるだけだ。そして塗装して、ユニットを取り付けて、それで、第4作目のスピーカーは決定だ。
この第4作目の後のスピーカーは、バスレフ式の最後として「作りやすい高音質スピーカー 小澤隆久著」に書いてあった”ワイドレンジタイプの秀作Alpair10を使ったバスレフ型スピーカー”を作ろうと思っている。高さが46センチある。ユニットは2個で約3万円ほどするが、バスレフの集大成にしようと思う。
そして、そのバスレフ式のを作り終わると、今度は喫茶店の店主から勧められた本「バックロードホーン・スピーカーをつくる! 音楽之友社」に掲載されている、市販のバックロードホーンの組立てキットを買って、作ってみようと思う。そして、その次はキットのだいたいの構造を見てから、合板を買って一から自分で製作しようと考えている。
こうしてスピーカー製作をして行くと、今度は真空管アンプも欲しくなって来る。もちろん安価なもので、簡単な組み立てキット程度なら出来るかもしれない。配線などになると無理かと思うが、挑戦してみたい気持ちもある。真空管アンプも自作で、スピーカーも自作ならちょっとすごいことになるのだが、そこまではまだ考えない方が良さそうだ。今は、まずスピーカー作りに集中しよう。