今度のスピーカーは、ボックスを今までよりも一回り大きくして、後は今までと同じバスレフだ。高さが35センチ、横幅が22センチ、奥行き22センチの寸法だ。これも本に載っていたスピーカーだ。
それで、ユニットを何にしようか悩んでいる。参考にしている本は、今から10年前に発刊されていて、ここに載っているユニットは現在、販売されていないものばかりなので、どうしようか悩んだ。それでネットで調べて、このスピーカーユニットはバスレフ向きとか、バックロードホン向きとか書いてあるのを見て、バスレフ向きというのを選んでいる。
実際には、ボックスの容量とか色々と計算して、それに有ったものということらしいが、よく分からないので、ボックスも大きくなるのだから、ユニットも今までより大きくということで考えている。参考にしている本では10㎝口径のものになっているが、今度は12~13㎝の口径のものでやってみたい。
調べてみると色々なメーカーのものがあり、1作目と3作目ではフォステクス製だったので、今回は違うメーカーのにしてみようかと思っている。値段もあまり高くないもので、2本で1万5千円位のものを考えている。
「コイズミ無線」のサイトを参考にして見ているが、1つ目は台湾の「Tangband」というメーカーの13㎝口径のもの。参考にしている本には、このメーカーのものを使うように書いてあったが同じ型番が無くなっていて、大きさも10㎝口径のものだった。
2つ目は、イタリアの「SICA」というメーカーの13㎝口径のもの。この他に、フォステクスの評判の良い12㎝口径のものがあったが、フォステクスは今回はやめておこうと思っているので、上記2つの中から選ぼうと思っている。
ところで、図書館に「ステレオ」という雑誌のバックナンバーで「自作スピーカー特集」というのがあった。読んでいたら、我が家から車で30分ほどの由仁町で「自作スピーカーを作る会」というのをやっている、という記事を見てびっくりした。スマホで、記事を写してきた。
主催者の名前が書いてあったので、早速家に帰って来てからネットで調べてみたら、東京から移住して来て、由仁町で喫茶店をやっているようだ。いつか行ってみようと思っている。恐らく、この江別市内にも自作スピーカーをやっている人がいると思うが、知り合えたら色々と情報交換して、知識も楽しみも倍増する。輪が広がって行くと楽しい。
今回のスピーカーボックスの材料は、前回作ったスピーカーと同じ180cm×90cmの一枚板の合板から、指定したサイズでホームセンターに切ってもらった。やはり木が粗くて中芯が欠けていたり、小さな穴が空いていたりしたので、今回は木工用パテを使って埋めてみた。
これから、この木工パテを塗ったところも均して、さらに材料すべてにやすり掛けして、凹凸をなくしてきれいにしていく。そして組立ててから、粗いところは電動サンダーで修正して、全体もキレイに均し、そして木口はシーラーというのを使って、埋めて均そうと思っている。そうしたら、塗料が吸い込まなくなるのでキレイに出来るのではないかと思っているが、どうなるか。