オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「美味いパンケーキ! ”むさし野珈琲”」

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以前、次男坊家族を誘って昼食に行った。パンケーキが有名な、札幌市清田区北野にある「むさし野珈琲 北野店」だ。ここは、友人U氏に連れて行ってもらった店だ。このパンケーキの店は道内2号店で、1号店は西区二十四軒にある。調べてみたら、「すかいらーく」グループの系列で、全国展開しているようだ。

店名から喫茶店と思ってしまうが、店は大きく、店内も広くてキレイで、各席のイスもソファでゆったりとしている。壁面の装飾も木をふんだんに使っていて、いい感じだ。パンケーキ以外にも、パスタやハンバーグ、デザートなど色々とあり、コーヒーも色々な種類があって、メニューが豊富だ。

それと、子供がいても、ゆったりと落ち着いて食事ができる雰囲気やスペースが魅力だ。子供の親は、それも気になるところだ。案内されたのは、2組の客が入れる個室のようなところだった。テーブルが大きくて、8人はゆうに座れる。かなりゆったりしていて、落ち着きのない孫達がテーブルの下に潜ったり、動いたりしても気にならない。

肝心のパンケーキだが、これを前回来たときに食べて、是非、次男坊家族をここに連れてきたいと思った。パンケーキは今まで食べたことがなくて、ホットケーキなら食べたことがあったが、メープルシロップをたくさんかけて食べるのが、一時期好きだった。

しかし、この店のパンケーキは、注文すると「15~20分、時間を頂きます」と言われて出てきた、その大きさにまず驚く。それが2つもある。そして、付いてきたメープルシロップをかける前に、そのまま食べてみるとフワッとしていて柔らかく、食べると美味しさが口の中に広がっていく。

これは、メープルシロップがなくても美味いと思うが、半分ほど食べてから、さらにメープルシロップをかけて食べると、これがまた絶品だ。だから、最初にまず、パンケーキだけで味わい、残り半分ほどになったらメープルシロップをかけて味わうというのが、いいだろう。

この店は、次男坊夫婦には大好評だった。メニューも豊富でどれも美味しいし、「コーヒーもすごく美味しい」と次男坊の嫁さんも喜んでいた。それと、店内もゆったりとしていて、総合的にみて評価が高い。また、いつか連れて来たいと思っている。

余談だが、数日前に読売新聞を図書館で読んでいたら、すかいらーく前会長の連載記事を偶然、読んだ。最終回の記事だったが、その中に「とても美味しいパンケーキを出している店を見つけたので、是非このパンケーキの専門店を出そうと思った」というようなことが書いてあり、もしかしたらこの「むさし野珈琲」がそれなのかと思った。

「ゴボウ茶で、快便!」

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小さい頃から20代まで、ずっと胃弱というのか、下痢ばかりしていた。それが30代になってから治ってきて、快便状態が続いていた。しかし、60歳を過ぎると、今度は便秘に悩まされるようになった。まさか便秘に悩まされるとは、思いもしなかった。

かなり頑固な便秘で、「医者は自分が便秘になると、その害をよく知っているので、浣腸をしてでも出す」という話しを昔から聴いていたので、当初は毎回浣腸をして出していた。ところが、段々と効かなくてなって来て、次第に強力なのになって行き、最後は一番強力なのでも、なかなか出なくなった。

それで、病院に行って診てもらい、便の出る飲み薬も出してもらったが、これがサッパリ効かない。女房もずっと便秘で悩んでいて、薬草茶をずっと飲んでいたので、それを試してみたら、これが効いた。ただ、この薬草茶は突然、便意を催すので、状況によっては大変なことになる。女房などは、車で一緒に出掛けていた時に、どれだけ野糞をしたことか。

その内、段々と胃の調子も良くなって来たようで、便秘のことも忘れて、薬草茶も飲まなくなっていた。ところが、また便秘になって来たので、薬草茶のように急激に便意を催さないものはないかと、色々と探して見つけたのがゴボウ茶だった。良さそうだと思ってずっと飲んでいたが、その間は快便で調子が良かった。

しかし、1ヶ月ほど前にゴボウ茶を止めて、血糖値を下げるために韃靼茶に変えてから、また便秘になって来た。それで、これはマズいと思って、またゴボウ茶に戻したら、便秘が治って来た。やっぱり、ゴボウ茶が便秘に効いていたのだと分かった。

ゴボウ茶は、かすかにゴボウの香りがして、まあまあ美味しく飲める。ゴボウが何で健康に良いのかと思ったら、元々は薬用として利用していた中国からの輸入品だったそうだ。その種は漢方薬に使われていて、ゴボウに含まれるサポニンという成分は、高麗ニンジンの主な有効成分だ。だから、効果があるのだろう。これからも、ずっと飲み続けて行くつもりだ。

「いつになるのか、ワクチン接種」

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数日前に、江別市から「新型コロナワクチン接種のお知らせ」の郵便が来た。書類を読んでみたが、よく分からないので、「江別市新型コロナワクチン・コールセンター」に電話してみた。すると、自分のような高齢者は、4月26日から予約が始まるので、その日に電話して予約してくれということだった。

この調子だとワクチンの接種は、5月以降になりそうだ。一般に全て行き渡るには、今年の終わり頃ではないか、という話もある。ワクチンの大量生産が始まるのは、来年からだそうだ。他の先進国と比べると、あまりにも遅すぎる。

今年の1月時点で、一番、累計接種回数が多かった国が、アメリカで、次が中国、その後は、イギリス、イスラエル、ドイツ、イタリア、ロシア、インド、などだ。数日前のニュースでは、イギリスは感染者も死亡者も、ワクチンの効果で激減しているそうだ。

先進国の中で、なぜ日本はこれほどまでにワクチン接種が遅いのだろうか。一番の原因は、「ワクチン製造が出来る先進国なのに、ワクチンをほとんど他の国に依存している」ということらしい。今回、日本には十分なワクチンが来ていないが、それはEUが自国の国民に行き渡る前に、他の国に輸出することを禁じたので、日本に来るワクチンが制限されているということが、もう一つの原因だ。

さらに、もう一つの原因は、先進国だけでなく、貧しい後進国にも平等に分け与えるということになって来たので、自国で開発や製造が出来る国は、自前でやれということらしい。しかし、日本はそれが実に中途半端で、よく言われるのが「本当は3年前にワクチンの開発が、治験直前まで進んでいたが、国の予算打ち切りで頓挫した」というものだ。これからまた、開発をやり直して、すぐできるというものではないそうだ。

ということで、全てに言えることだが、国の政策が先のことを見据えたことではなくて、毎回、首相が変わっても、場当たり的なことばかりやっているのでは、また同じようなことの繰り返しになる。今回のようなウィルスや原発の放射能の問題とか、これからも起こりうることの対策を、どうやって行くのかということだろう。

今の政治家のように、ただ名誉や利権だけを求めているのではなく、本当に我が国のことを真剣に考える政治家や、首相でなければならない。JALを再建した京セラ会長の稲盛さんに首相をやってもらったら、このダメな我が国を再建してくれるのになあと思う。もう、かなりのお歳になるのだろうが、あのような強い思想と実行力を持った政治家が、現れないものだろうか。

「少年よ大志を抱け!」の続き

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この前、北海道テレビ局の夕方の番組を観ていたら、キャスターが何かの時に「”少年よ大志を抱け!この年寄のごとく”ですね」と言ったのを聴いて、「あれ?」と思った。クラーク博士が言ったのは、「少年よ大志を抱け!」だけじゃなくて続きがあったのかと思い、早速ネットで調べてみた。

すると、全文は「Boys, be ambitious like this old man!」で、「少年たちよ、この老人のごとくに大志を抱け」。または「少年よ大志を抱け、こんな老いぼれだって持っているのだから」ということだった。今まで続きがあることは、まったく知らなかったが、「こんな老いぼれだって、持っているのだから」というところは、少し勇気づけられる。

クラーク博士は、日本政府の要請を受けて、1876年(明治9年)に札幌農学校に赴任した。実質的な校長のような立場だったらしい。約9カ月の滞在だったので、この有名な言葉をクラーク博士が言ったのは、計算してみると51歳の時になる。今では、老いぼれというには少し早いが、当時だとそう言われる歳だったのだろう。自分が生まれる、約80年前のことだ。

         

クラーク博士の像は、札幌市豊平区羊ケ丘の展望台に有るので、この場所であの言葉を言ったように思われているが、実際は恵庭市と北広島市の境にある北広島市島松の「旧島松駅駅逓所」で、クラーク博士が帰国の時に、学生たちに向けて言った言葉だ。 (「駅逓所( えきていしょ)」とは、駅舎と人馬を備えて宿泊と運送の便をはかるために設置されたもの)

クラーク博士はアメリカに帰国後、大学の創設を構想したが、資金難にあったり、知人の横領などにあって破産した。その後も訴訟を起こされたり、晩年は病気で寝たきりになり、59歳で亡くなっている。死の間際に「札幌で過ごした9ヶ月間こそ、私の人生で最も輝かしいときだった」と言い残したそうだ。(以下、ウィキペディア参照) 帰国後は、いい人生ではなかったようだ。

ちなみに、今は羊ケ丘展望台のクラーク博士像のすぐそばに、「恋の町札幌」の譜面と歌詞が刻まれた石碑と、それを歌った石原裕次郎と作曲家の浜口庫之助の胸像が、数年前に出来た。クラーク博士が、眼下に見える札幌市街を指さして「恋の町、札幌!」と言ったかどうかは知らないが、観光名所とはいえ、少し詰め込み過ぎじゃないのか。

「素晴らしい図書館があった!」

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「灯台下暗し」とは、このことか! 前回、江別市内にある「北海道立図書館」と「江別情報図書館」のことを書いたが、その後、我が家から車で片道25分程の北広島市にある「北広島市図書館」に、興味本位で行ってみた。地図で確認すると北広島駅隣りの「芸術文化ホール」と同じ建物になっている。スマホのナビで行ってみたが、どこが入口なのか、駐車場なのか分からず、何度もグルグルと建物の周りを走った。

目立たないところに駐車場のゲート機があったので、そこから入ってみた。「芸術文化ホール」は色々な催し物を行っていて、以前はギタリストの押尾コータローの公演もやっていた。大きくて、設備が素晴らしいこのホールを以前からネットで見ていて、設備管理人の募集をしていた時には「こんなところで働けたらいいな」と思って、応募しようと思ったことがあった。

今回、駐車場から入ったのは裏口で、中に入ると広くて長い階段があり、天井が高くて立派で、これは想像以上にすごいところだと圧倒された。階段を上がると、右側が「芸術文化ホール」の入口で、左側が図書館の入口になっていた。図書館の入口前では、手作りのパンが売られていた。

図書館の中に入ると、その様子に唖然とした。これぞ、自分が求めていた理想の図書館だと思い、信じられない気持ちだった。とにかく、広くてキレイで、天井も高く、たくさんの本も棚に整然と並べてあった。しかも、イスなどは全てリクライニングシートみたいで、布張りの立派なものだ。こんな図書館に来たかった。

これから、ここも利用させてもらおうと思って早速、利用者カードを作ってきた。市内の人でなくても、大丈夫だった。これで、楽しみが一つ増えた。孫達がもう少し大きくなって、本に興味があるようだったら、是非ここに連れて来て「これが図書館だよ」と言って、見せてやりたい。夢がある図書館だ。

とにかく、最近になって図書館を利用するようになったが、これほど素晴らしい図書館を見つけたことは、嬉しい限りだ。早速、ローリング・ストーンズの「キース・リチャーズ 自伝」を、ゆったりとしたイスに座って、時間を忘れて読んだ。最高だ。

「中高齢者の憩いの場、図書館」

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江別市には、図書館が2つある。1つは「北海道立図書館」で、元は札幌市中央区にあったが、今から54年前の1967年に、今の江別市文京台に移転したそうだ。道立図書館なのに何故、札幌市でなくて江別にあるのか、以前から不思議に思っていた。

調べてみると、『札幌以外では、どこよりも江別市内に道立施設が多く、札幌市厚別区と隣り合わせで接している文京台地区が「文教地区」としての性格を持っていることが、大きな理由』と書いてあった。文京(台)と、文教か。

もう一つの図書館は、「江別市情報図書館」で、1989年に江別市で一番栄えている野幌町に開館した。自分の見た感じでは、上記2つの図書館を比べても、蔵書の量はそれほど変わらないように思うが、「北海道立図書館」の方が、やはり北海道の歴史や市町村の資料が、多いように思った。

「北海道立図書館」は、建物は古いが大きくて、館内も広いのでゆったり出来る。狭くて、本も人も密集している「情報図書館」よりも、自分は遥かに快適でいい。テーブルも大きく、自習室も広くて席もたくさんあり、WiFiも使えるので、ノートパソコンを持参して使っている人も多くいる。

来館者は中高齢者の男性がほとんどで、家に居るのに飽きたり居ずらくなると、外で時間を潰せるところは、「パチンコ店か、図書館しかない」ということを、よく聞く。しかも、図書館は金がかからず、トイレもあるし、飲み物の自販機もあるので最高だ。

ただ、この「北海道立図書館」はトイレが結構古くて、タイル貼りの床等も老朽化している。自分は、かなりここのトイレを利用する方なので、キレイにしてもらえると、言うことがない。トイレがキレイだと、もっと最高だ。

それと、最近の中高齢者向けの喫茶店やパチンコ店の休憩所のように、ソファとは言わないが、深くゆったりと座れるイスがあるといい。図書館は、中高齢者のオジサン達の溜まり場、憩いの場になっている。

「自分だけが、蚊帳の外」

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足の骨折で昨年末から札幌市内の病院に入院していた長男が、数日前に退院した。いや、退院したそうだ。病院に面会に行っても、コロナのせいで会うことが出来ないので、ラインで何度か連絡を取り合っていた。その間、長男は暇なようで「小遣い程度で、何か投資できるものを教えてくれないか?」と聴いて来たので、ネットや本でNISAだとか iDeCoとかを調べて、色々と教えてやった。

そして、骨折の直り具合はどうかとか、リハビリの調子はどうだとか何度か尋ねていたが、あまり何度も聴いても退院を急がせているようだと思い、ラインを少しの間やめていた。そして、そろそろどうなったかなと思ってラインしてみたら、なんと「もう、退院したよ」と。

驚いて、女房に「退院したそうだぞ!」と教えてやると、女房が小さな声で「知ってるよ。数日前に退院したよ」とボソッと言う。呆気にとられて「俺だけが知らなかったのか!俺だけが…」と言うと、「お父さんは、知っていると思ってたけど…」と言って、下を向いて笑ってる。

自分だけが蚊帳の外になっていたのかと思い、長男に「ひどいじゃないか?」とラインしたら「夫婦間で、ちゃんと連絡を取り合ってくれよ(笑)」との返事。そんなこと言ったって、すでに夫婦間で会話はない。長男が退院したら全快祝いで、長男の嫁さんと皆で、どこかの飲食店にでも食べに連れて行こうと考えていたのに。 (ノ◇≦。)  

こんなとき、今は亡き愛犬キートンのことを思い出す。「キートンさえ、いてくれたらなあ」と。高齢の男性が、小さいワンちゃんを連れて散歩しているのをよく見かけるが、時々抱っこしたりして、いとおしそうにしている姿を見ると、思わず「良かったですねえ」と心の中でつぶやいている。

きっと家では自分と同じで、家族に相手にされていないのだろう。奥さんは活発で、友達もたくさんいて、サークルとかにも色々行っていて、ひんぱんに出かけたりしているのだろう。その点、オヤジは外に出ないで部屋でテレビばかり観てるのだろう。中にはそうでない人もいるだろうが、大抵はそうだ。

孫にたまに会うと「ゲームを見せてやるから、家に来るか?」とか言ってくれるので、涙が出そうになる。孤独なジイサンに、そんな優しい言葉をかけてくれるのは、もう孫しかいない。また、オモチャを買ってやるかなあ。ただし、これも期間限定で、中学生くらいになったら、全く相手にしてくれないそうだ。

「前にも言ったと思うけど…」

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旭川に住んでいる友人と、毎日のようにラインでやりとりをしていて、たまに電話で話すこともある。お互いに、高齢者の仲間入りになったので、高齢者の特徴である「同じことを何度も言う」のを、気にするようになって来た。実際に、同じことを言っているなと思うことがよくあり、また同じことを書いていると思うこともよくある。

昔、話し好きだった父が、家に来た人に面白おかしく話をするのだが、何度も同じ話をする。すると、それまでそばで黙って話しを聞いていた母が、「また始まった」と薄ら笑いを浮かべてつぶやき、時には右腕をグッと前に突き出して、ピースのように指を2本立てる。父の話が2回目か、もう数回目だという意味だ。

それを今まで何度もやられていた父が、ついに怒って「俺は、分かって言ってるんだ!確認してるんだ、確認!」と言った。自分もあの時の父と同じくらいの歳になったが、「相手が忘れているかもしれない」とか、「前にも話したけど、確認の意味で」と思って相手に話すことがあり、父の言っていたことが分かるような気もする。

それと、自分と同じくらいの歳か、それ以上の歳の人が相手だと、多少ボケてるだろうから、前に話したことなんかどうせ覚えてないだろうと思い、同じ話しをしてもいいだろうと思うこともある。ただ、電話で話す時もラインで連絡する時も、お互いにボケていると思われたくない。

それで、電話では「前にも言ったと思うけど」と何度も言い、ラインでも「前にも書いたと思うけど」と何度も書く。お互いにボケていると思われないように、必死になって弁解しているようで、なんだかバカバカしくなることもある。それにしても、どちらかがボケて会話にならなくなったら、えらいことだな。

「自分もボケるのだろうか?」

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寿命には、「平均寿命」と「健康寿命」と言われるものがある。介護を受けたり、寝たきりにならないで、日常生活を送れる期間を「健康寿命」と言う。去年の7月に厚生労働省から発表された、2019年度の平均寿命は(以下、年齢は四捨五入)、男性が81歳で、女性が87歳。そして健康寿命は、男性が72歳で、女性が75歳。平均寿命より男性は9年、女性は12年も健康寿命が短い。

これは、介護や支援を必要とする期間が、約10年間もあるということだ。自分は去年、高齢者入りをしたが「後何年、元気でやれるのだろう?」と、よく考えるようになった。体調のことはもちろんだが、頭の方もいつまでボケないでいられるのだろうかと。いくら体調が良くても、ボケてしまったら終わりだと思うからだ。

聞くところによると、それまで学校の先生とか大学の教授とか、固い職業で肩書のある人達がボケて来ると、突然卑猥なことを言ったりするらしい。それで病院に入院すると、今度は看護師さんにそれを連発するので、家族がとても恥ずかしい思いをするそうだ。自分もボケてきたら、何を言い出すか分からないので、そうなったら面会に来なくてもいいと、息子達には言ってある。

それにしても、今まで勤めたパート先で、色々な高齢者を見て来たが、同年齢でも人によって非常に大きな差があった。個人差が半端ではない。60代でも、いかにも老人という感じで心身ともに弱っているような人もいるし、中には入院していたり、老人ホームに入っている人もいる。

それなのに、70代や80代でも色々なスポーツやサークル活動で、元気に活動している人もいて、頭も冴えている。自分が今、「まだまだ、やれるかもしれないなあ」と思えるのは、こんな年齢を感じさせない高齢者を、実際に何人も見て来たからなのだろう。ボケないようにと、パソコンの麻雀と将棋をだいたい毎日やっている。というか、面白くて止められない。これが、少しでもボケ防止になってくれたら良いのだが。

「お気に入りのおやつ」

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ローソンで買うオヤツ

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セブンイレブンで買うオヤツ。パンケーキは撮影前に食べてしまった。

血糖値が相変わらず基準値をオーバーしているのに、オヤツが止められない。オヤツを今の半分にするだけでも、血糖値はかなり下がって基準値ギリギリまで行くのではないかと思っているが、それでも減らすことも出来ないでいる。毎日のオヤツは楽しみだ。最初は、上記のセットを1個ずつ買っていたが、段々と2個ずつ買って食べるようになった。

面倒臭いから、まとめて買えばいいじゃないかと思うだろうが、買えば買った分だけその日の内に食べてしまうので、その日に食べる分だけを買うようにしている。ただ、オヤツと言っても、ずっと1ヶ月以上も同じ物を食べていたら、さすがに飽きて来るので、また別のオヤツを探してそれを食べ続け、そして飽きて来ると、またその前に食べていたオヤツを食べるという繰り返しになる。

オヤツは、ほとんどコンビニで買っている。スーパーだと何袋も入った菓子が多いので、それを買ってしまうと、1日でそれを食べてしまうからだ。コンビニだと小袋のが色々とあるし、その方がオヤツ代も少なくて済む。

今、お気に入りのオヤツは、コンビニのセブンイレブンとローソンの2か所で買っている。甘い物と塩辛いものを組み合わせてある。同じ組み合わせだと飽きるからだ。これらの商品は、どれも小袋入りで、100円(税別)なので安くていい。時々、その他に大福餅とか草餅を買う。

この中の商品で、一番のお気に入りは「芋けんぴ」だ。「芋けんぴ」は昔から大好きな菓子だったが、量の割には値段が高くて、いつも買いそびれていた。それが、ローソンのは量の割に安いので、これはお買い得だと思って買っている。この「芋けんぴ」は、コストパフォーマンスが実にいい。ずっと有るといいのだが。

糖尿病のくせに、何がオヤツだという声も友人達から聞こえてくるが、確かにその通りだ。その声は大切な忠告として、ありがたく聞いておきたい。まったく、その通りで、返す言葉が無い。