オジサン NOW

還暦過ぎたオジサンのつぶやき

「2回目のサイクリングロード」

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「自転車の駅」から、今回で2回目のサイクリングロードを走って来た。今度のコースは、「エルフィンロード」という北広島と厚別の境目まで行き、それからまた「自転車の駅」に引き返して、北広島駅方面に向かうというコースだ。厚別区域から白石方面は平日でも混雑していて、ゆったりと走れず、人が多いのは苦手なこともあり、今回のコースが自分には一番いいようだ。

ということで、まずは厚別方面に向かって走ったが、相変わらず人が多くて頻繁にすれ違ったり、追い抜かれたりする。普通の道路を車で走っていると、ロードバイクを乗ってる人にたまに遭遇するが、道路が狭いところなどは非常に危険で、少しでも車と接触すると大事故になるので、他のドライバーもかなり注意している。

それで、「ロードバイクの人は、よくこんな道路を走ってるなあ。それで楽しいのかなあ?」といつも思っていたが、今回このサイクリングロードを走ってみると、車はいないが、人がとにかく多いので、これなら一長一短かなと思って来た。向こうに走ったり歩いている人、こちらに向かって走ったり歩いてくる人で、前方に人がいないことがほとんどない。

北広島駅の終点らしいところまで行ってみたが、よく分からず、近くにいたヘルメットを被ってスポーツ・サングラスをかけ、上から下までビシッと決めてロードバイクに乗っていた男性がいたので、「ここが終点ですか?」と聴いてみた。それから、ベンチに2人とも腰掛けて色々な話を30分以上もしたが、この人は69歳で自分より4つ年上だった。

ピシッとした上下のウェアを着ていて、その引き締まった胸や脚の筋肉が太くて盛り上がっていて、惚れ惚れするような体だった。昔、登山やロードバイクやスキーなどをやっていたそうだ。自分のようなインドア派とは違うわけだ。時々、スポーツ・サングラスの隙間から真っ白になっている眉毛が見えて、やはり69歳なんだと思ったが、それでもこれならすごいなあと感心していたが、昔、大腸を摘出する大手術をしたと聴いて驚いた。

その他にも白内障とか色々とやってるんですよと言っていたが、それでこれなのだからすごいと思った。自分にはとても真似の出来ないことだ。定年退職してから、ずっと家に引きこもっていたが、これではダメだと思って、昔取った杵柄で、一昨年からまたロードバイクを始めたそうだ。

別れてから、自分が先に帰路を走っていたら、自分よりもずっと後から走って来たこの人が、颯爽とした姿でサーッと自分を追い越し「お先に失礼!」と言って、風のように去って行った。「格好いいー!憎い、憎い!」と思い、自分もいつか誰かをサーッと追い抜いて、こんな言葉をかけてみたいと思った。

しかし考えてみたら、その人は格好いい本格的なロードバイクとサイクリングウェアで決めているが、自分はレンタルの女性用ママチャリに、普通の短パンとポロシャツの姿だ。しかも、低いサドルで「ギーコー、ギーコー」と必死に漕いでいる姿を思い浮かべて、無理だなあと諦めた。

その後、「自転車の駅」に着いたら、その人はスポーツドリンクを自販機で買って休憩していた。となりに停めてあった素晴らしいロードバイクの価格を聴いたら、ネットで中古のボディだけを買って、タイヤとか他の部分は自分が前に乗っていたのと組み合わせたそうで、「全部で、22万円くらいかな?」と言っていた。話にならない。

「姉からもらったウクレレ」

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姉からもらった「コアロハ」のテナー・ウクレレ

先日、姉が持っていたウクレレのトップ板にヒビが入ってしまったので、要らないかと言われたのでもらった。大きなヒビではないが、上から木工用接着剤を塗った応急処置をしたようで、その部分だけ塗装が剥がれたようになっている。ヒビの隙間は、ほとんど見えない。音を出してみたが、音もそれほど変わりはないように思った。

このウクレレは、今まで自分が持っていた5万円以下のウクレレの音色とは、次元が違った。「これぞ、ウクレレ!」といういい音がして、音量もある。KoALOHA (コアロハ) というハワイの有名メーカーのもので、テナー・ウクレレだ。

今回のウクレレの材質は、トップとサイドとバックの材料はコア材だと思うが、作りはすごくシンプルで、ボディの縁取りのバインディングが一切ない。見栄えは豪華ではないが、「ウクレレは、バインディングが無い方が音はいい」という話を聞いたことがあるので、音質重視なのだろうか。

そして、トップ材の厚さを見てみるとかなり薄い。これも、音を良くするために薄くしているのか。それもあって、割れやすいのかもしれない。このウクレレは、定価が15万円くらいの高価なもので、姉が数年前に知り合いの人から中古で5万円で安く譲ってもらったそうだ。

今回、修理に出すことも考えたそうだが、買った価格に近いくらいの修理代がかかるということで、修理に出すのは止めたようだ。実際に自分もネットで調べてみたら、youtubeでトップ板の割れ修理と、ブリッジの整形をメーカーで実演している作業動画があったので見てみた。

まず、トップの塗装をすべて剥がして、それから割れている部分を修理していくのだが、割れがひどくならないように、割れている裏側に薄くて小さな木片の補強材を2枚ほど接着し、割れている隙間には周りの色と合う木材の粉を混ぜた、木工接着剤“タイトボンド”を充填していた。

そして、その後に再塗装だが、塗装は下地の塗装から始まり、日を置いて5回以上塗り重ねて行く作業が続くので、手間がかかる。しかし、仕上がりは新品同様になる。ブリッジの整形は、ブリッジをトップ材から外してブリッジを整形して、そしてまたトップ材に貼り付けるという作業で、これら全てが終わるのは、1ヶ月から2ヶ月だそうだ。

肝心の修理費用は、全部で5万円ということで、自分が予想した7~8万円より安かった。アコースティック・ギターよりも、塗装面が半分くらいと面積が少ないこともあるかもしれない。この時のウクレレは、20万円前後のものだと思うので、5万円を払っても直す価値があるのかもしれないが、10万円位のものだと考えてしまうだろう。

それで、今回の自分のウクレレの場合だと、程度にもよるがヒビ割れだけの修理で、トップ板全面の塗装を剥がさなくても、割れている周辺だけの塗装をやってもらうことは出来ないのだろうかと思っている。確かに、一部分だけの塗装になると、周りと色が合わなくてムラになる可能性もあるが、費用的にはかなり違うだろう。

今後、金に余裕が出来たら、修理に出してみようかと考えてもいる。裏板に補強材を貼らないと、割れている個所が広がる可能性があるからだ。ウクレレで定価が15万円というのは、かなり高級だと思うので「一生モノ」にしようと思っている。

「時々やる、NHKの素晴らしい番組」

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普段はそれほどテレビは観ないが、たまに、ただテレビをつけている時がある。そんなときにNHKのテレビ番組で、日本の城が色々と紹介されていたので、面白そうだと思って、途中からだったが観た。午後7時半からの「日本最強の城スペシャル第6弾」という番組だった。これを観ていて、日本にはこんないいところがあるんだと思い、いつか城巡りをしてもいいなあと思った。

その後、やはりNHKの午後9時からの「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンティアゴ~」をやっていたので、これも途中から観たが、これがまた素晴らしくいい番組だった。サブタイトルには、「キリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを徒歩で目指す旅“サンティアゴ巡礼” フランスからスペインにかけて、自身の内面と向き合う巡礼者たちの感動の物語」と書いてあった。

この“サンティアゴ巡礼”の巡路は、ものすごく壮大で美しかった。80歳以上の人や20代の若い人や、色々な人達が巡礼の旅をしていて、41歳の日本人女性もいて驚いた。中高齢者の男性に「なぜ、この旅に来たのか?」とインタビューしたら、「あらゆるものから自由になるために」とか「自分を知るために」と言っていた。やはりみんな、何歳になっても生きる意味や心の安息を探している。

60代の父親と、30代の息子のペアもいた。終点に着くと、父親はこの旅に誘ってくれた息子に感謝して、感激してずっと泣いていた。息子は、いずれ自分の子供とこの巡礼の旅をしてみたいと言っていた。息子はこれからまだまだ先があるので冷静だが、人生も終点に近づいている父親にとっては、とても感慨深いものがあっただろうと思う。

これを観ていて、自分も何とか腰を治して、死ぬ前に四国八十八か所の巡礼の旅をやってみたいなあと思った。NHKは、こういう民放テレビではやらないような、素晴らしい番組を時々やる。

「三種の神器」

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まず付箋紙だが、文房具店で探してみたら従来の紙のもあるが、ナイロンというのかペラペラの薄いフィルムのような付箋紙が多くあったので驚いた。こんなものが付箋紙の替わりになるのだろうかと半信半疑だったが、何種類か買ってみて使ってみたら、これがすごくいい。

フニャフニャとした柔軟性があるので、紙の付箋紙のように折れ曲がったりしないし、本を読み進んでいって何度貼り替えしても粘着力が落ちない。それとかなり薄いので、本に挟んでいても違和感がなく邪魔にならない。何冊にも使える、優れものだ。もう、紙の付箋紙には戻れない。

次は、消すことが出来るボールペン「フリクション」だ。自分は日記帳兼予定表をもう8年間書いていて、予定を書き込んだり、その日あったことや色々なことを書き込んでいるが、間違えて書いたり、後で訂正することがかなり多く、普通のボールペンでは修正した跡が汚くなってしまって、見栄えがひどく悪くなっていた。

それが、これに替えてから、修正する箇所をボールペンの頭についているプラスチックのようなものでこすると、かなりキレイに消すことができるので、今までのように汚くて見栄えが悪くはなくなった。これも優れものだ。日本国内だけでなく、世界的に大ヒットしているらしいが、それもうなづける。

最後に、ウェットティシュだが、これはもう数年前から使っていて、今回のコロナウィルスではさらに使うようになったが、今までも頻繁に使っている。自分は間食中毒なのだが、果物も大好きでスイカとか伊予かんとかを食べる時は、まず食べる前に手を拭いて、食べているとすぐ手が濡れて汚れるのでまた拭いてと、とにかくウェットティッシュの出番が多い。それと、菓子類を食べる時も、手が頻繁に汚れるのでかなり使う。

というように、なくてはならないものになっている。それ以外にも、机が汚れたりディスプレイや周りの器具がホコリなどで汚れていても、このウェットティッシュでサッと拭き取ることが出来るので重宝している。ということで、今はこれら3種の神器をフルに活用している。

「北広島から、サイクリング・ロードを走った」

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平日、北広島市の「自転車の駅」というところで、1日300円のレンタル自転車を借りて、終点の白石区にある「札幌コンベンションセンター」まで続くサイクリング・ロードを走ってみた。以前から、このサイクリングロードには興味があったが、どこからどう走るのか分からなくてずっと調べていたが、なんと以前から何度も車で通っていた裏道の途中に、入口があった。

ということで、早速「札幌コンベンションセンター」に向かって、借りた自転車で走ることにした。北広島市の区域までは、ずっと林というか山の中という感じだったが、30分ほど走って厚別や大谷地の区域に入ると、急にアパートやマンションや団地の間を走るようになり、大きな橋や道路も横断したりして、すっかり街中を走る感じになった。

それにつれて、自転車に乗っている人だけでなく、散歩している人やジョギングしている人が段々と多くなり、かなり賑やかになった。その辺の団地やアパートやマンションから、どんどん人が出てくるので多くなるのも当然だが、犬を連れて散歩している人達も多くなってきて、車が走っていないというだけの道路という感じだ。

後方からビュンビュン飛ばしてくる自転車が、頻繁に追い越して来るので、後ろを何度も確認しなければならない。追い越される時は、前から来る歩行者や自転車にも注意しなければならないので、すごく気を使う。平日だったので、自転車で通勤や通学する人も多かったのだろうか。

それで、今回初のサイクリング・コースだが、行く時に1回と帰る時に1回、派手にこけた。1回目は、橋の工事をしていて、自転車を降りて歩いて渡ってくれというので、止まって降りようとしたら、バーンと頭から前の方にこけた。誘導員のオジサンは「大丈夫ですか?」と言ってくれたが、他の通行人は知らん顔だった。都会の人間は冷たい。

ずっと休みなしでも、札幌コンベンションセンターまで何んとか走れそうだと頑張っていたので、やっぱり体に限界が来たかと思った。それでも、何とかそのまま札幌コンベンションセンターまで行って折り返した。そろそろ休憩をしないとマズいかなと思っていたら、左手に地面から2段ほど低いところに、固定されたベンチとイスが置いてある休憩所があったので、そこで休憩しようと思った。

自転車を停めて降りようとしたら、またもそのまま左側のベンチに体ごと落下して、ベンチの縁に思い切り左腕からドーンとぶつかっていった。すごい衝撃で、しばらくそのまま動けなかったが、何んとか起き上がると頭の中が真っ白でボーっとなり、意識朦朧となった。体も鉛のように重く、そのまま10分ほど座っていた。体の衰えが想像以上に進んでいて、体が思うように動かないのだろうかとショックだった。

それから、また走り出したが、勢いよくぶつかった左腕の痛みはそうでもなかったが、左胸の辺りがジンジンと痛み出して来た。左腕にぶつかってから、左胸に勢いよくぶつかって行ったので、かなりの衝撃があったようだ。段々と痛みがひどくなり、昼飯を食べて休憩した後もますます痛みがひどくなり、少し動いても、咳をしただけでもひどく痛んだ。

それで、これはマズいかなと思って、江別市内の整形外科にすぐ行くことにした。骨にヒビが入っていたり、骨が折れていたりしたら厄介だなと思った。病院でレントゲンを撮ってから、高齢の先生が「レントゲン写真を見る限り、折れてはいないようだが…」と言うので、自分が「あー、良かった!折れてないんですね?」と聴くと、「いや…、レントゲンでは折れてないように写っていても、小さいところが折れている場合もある…」とボソボソ言う。結局、胸部固定帯というのを胸に当ててくれて、ロキソニンの痛み止め錠剤と湿布薬をくれた。 

ところで2回もこけた原因だが、最後に「自転車の駅」に到着して、自転車を降りようとして、あることに気づいた。また、こけそうになったのだ。後ろの荷台が、横にかなり広がっていて大きいので、右脚を後ろにまわして降りようとすると、右脚が荷台に引っかかるのだ。2回もこけた原因は、これだった。

しかし、そんなことで2回も人前でこけて、しまいには負傷したんだから、まったくなんと言っていいのか。でも軽傷で良かった。もう少しずれて、頭から落ちていたら、重症どころか、この世にはいなかったかもしれない。骨も折れていないようだし、ヒビもはいっていないようなので、それで良しとするか。それにしても、初のサイクリングコースは、散々だった。

「ギターアンプを買っちゃった」

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VOX/MINI5 Rhythm IV

        

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以前、持っていた「50W出力コンボアンプBOSS / KATANA-50」を売って、小型の「5W出力 自宅練習用アンプVOX/MINI5 Rhythm IV ¥12,690円(税込)」を買うことにした。今まで持っていたアンプは 、大きさが「W47xD23.8xH39.8cm / 11.6kg」もあって大きくて場所を取り、しかもこの出力で音を家で鳴らすことは無い。それで、もっとコンパクトで、自宅練習用で大音量など出なくてもいいのにした。

今回購入したアンプは、前のギターアンプよりもかなり小さいサイズで、重さもかなり軽い。出力も前のアンプが50Wで、今回のが5Wと10分の1になったが、これでも自宅でフルの音量で鳴らすことは、まずないだろう。コンパクトサイズなので、机やテーブルの上に置いて、耳の高さで音が聞こえるのもいい。

このアンプには、リズムマシーンも付いていて、その中にJAZZというのがあるのも気に入った。8種類のエフェクトも付いているのでいい。別のエフェクターを、ギターとアンプの間に一つ挟むという面倒なことをしなくてもいいし、リズムマシーンも付いていて全て1台で完結しているのが、一番気に入った理由だ。年寄りには、シンプルなのが一番だ。

本当に欲しかったギターアンプはあったが、それはまたいつか先のことだ。「ROLAND / BC-HOT-VB Blues Cube Hot / Vintage Blonde」は、実は以前持っていたことがあった。これが実に驚くほどいい音で、価格は6万円くらいだった。真空管アンプのような、つややかさがあった。

それと、「ROLAND / JC-22 Jazz Chorus」というアンプで、価格は4万円くらい。ジャズギターとの相性は抜群の「ジャズコーラス」というアンプだ。ローランドのコーラスは、独特のクリアーさと透明感があって気持ちがいい。いつかは、このギターアンプも揃えたいところだ。ギター演奏の腕前が上がってからと思っているが、一生上がらないかもしれないので、どうなる分からない。

「欲しいセミアコースティック・ギター」

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EDWARDS ( エドワーズ ) E-SA-160LTS

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IbanezAS93FM-TCD

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Ibanez AM93ME-NT

まず、「EDWARDS  E-SA-160LTS」で、価格は税込みで¥132,000円と高い。と言っても、この価格だと中級以下だろう。上は、30万も40万も軽くする。このギターの何がいいかと言うと、安いギターはボディが合板だが、このギターはメイプルという木の単板を削って作っている。普通、ギターは安価なものは合板で、単板は中級以上のギターだ。ということで、この価格のギターで単板というのはちょっとないそうだ。どんなに技術的に上手く作っても、木の素材に勝るものはないとも言われている。

それと、このギターを製作している「EDWARDS」だが、日本の有名なギターメーカー「ESP」の中級クラスの価格帯用のブランド名で、製作技術も確かだと思う。しかも、ギターの心臓とも言うべきピックアップには、有名な専門メーカーの「セイモア・ダンカン」が搭載されている。ちなみに、自分の持っているストラトタイプの唯一のエレキギターのピックアップも、「セイモア・ダンカン」に取り替えている。

このギターは、単板のボディといい、ピックアップといい、非常に魅力があるが、当方の経済力では非常に難しい価格なので、数十階の高さのある清水の舞台から飛び降りたつもりで、数十回のローンを組んで買うしかない。それを考えると、もっと安い合板製でも、有名なピックアップでなくてもいいんじゃないか、音も多少悪くたって初心者なんだから、見栄えが良ければいいんじゃないか、という気もしている。

セミアコで評判のいいメーカーがある。「Ibanez」だ。このメーカーのセミアコやフルアコを、ジョージ・ベンソンやジョン・スコフィールド、リー・リトナーと言ったジャズ界の有名ギタリストも使っている。もっとも当然、最上位機種で高価だが、そのノウハウは下位機種にも引き継がれているだろう。イバニーズのセミアコは、形も他のセミアコと少し違って格好がいい。それと、弾きやすいように少し小ぶりな機種もある。

外観としては、糸巻きやピックアップなどに金のパーツを使っていると豪華だ。「IbanezAS93FM-TCD¥82,500円(税込)」は、金のパーツを使っているので、見栄えがいい。この下のランクの「AS73-TCD」だと¥55,635円(税込)と安くなり、各パーツが金ではなくシルバーになるので少し安っぽくなる。しかし、上記の「EDWARDS」のギターも、シルバーなので、この辺が音を取るか外観を取るか、という選択になる。

「Ibanez AS93FM-TCD」は、本体の色がレッド系だが、マッカーサーエボニー材をボディ材に使った「Ibanez AM93ME」と同じシリーズの「Ibanez AM93ME-NT」は茶系統で、金色のパーツとすごく合っていて、見栄えはすごくいい。音を取るか見栄えを取るかという選択になるが、一生モノということを考えると、多少無理をしてでもいいものが欲しいという気持ちもある。ただ、高価なものなので、当分は品定めをして楽しんでいよう。 今は練習して、少しでも弾けるようになりたい。

「ジャズギターを始めようか」

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以前から、1人でメロディを奏で、1人で完結できて楽しめるジャズギターをやってみようかと思い、何度かトライしたことがある。しかし、コードも普通のコードとは違って、複雑で押さえるのが大変で、これは自分には無理だと思って何度も断念した。

ジャズ用の安いセミ・アコースティックギターも買ったり、教則本も買ったが、すべて手放した。ただ、それでも年月が経つとまたジャズギターを弾いてみたい、という気持ちが何度も湧いてくる。ということで、またジャズギターを始めてみようかと思い、初心者向けの教則本を新たに2冊買った。

我が家にあるギターは、日本製のストラトキャスター・タイプのギターだ。ただ、ボディとネックはそのままだが、ピックアップをセイモアダンカンという専門メーカーのに替えてある。更に、内部の電気パーツやブロックなども、リペア―専門店に頼んで、いいのに交換してもらったので、オリジナルよりもずっといい音がする。

しかし、ジャズギターなのでセミアコースティックギターも欲しいなと、また悪い病気が出そうになっているが必死で抑えている。それでも、ギターの新品や中古などが毎日更新されて掲載されている、ネットのサイトを見ている。見たら欲しくなるので見ない方がいいのだが、欲しいなと思いながら見ているのは、これまた楽しいものだ。

ジャズの定番という名曲を弾いてみたい。スタンダードだ。夕暮れ時に弾いて、自分の演奏に酔いしれてみたい。以前、テレビで中年のオヤジが、長年の夢だったセミ・アコースティックギターを買って、弾いて楽しんでいるというCMを観たことがあり、「いいなあ」と思った。

若い頃にいいギターが欲しくて、中高年になって金に余裕ができ、憧れのギターを買うというオヤジが多いらしい。実際に楽器店に行くと、ギターコーナーをウロチョロしているオヤジをよく見かけるので、思わずニタリとなる。

「ウッドデッキの解体」

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20年ほど前に、家の前の庭に大きなウッドデッキを作った。当時、勤めていた会社が終わった土曜の午後と、日曜日は丸一日かけて必死になって作った。そのウッドデッキで、夏は家族で焼肉をやろうかと思っていたが、息子二人が道路に面しているので、人に見られるから嫌だと言って、とうとう一度もやることがなかった。

さらに、我が家の愛犬キートンを何度もここに出したが、これまた嫌がってずっと家の中を見て、「早く家の中に入れろ」という風なので、とうとうここを使うこともなくなり、夏の天気の良いときに、時々洗濯物を干すだけになった。

最初は2年おきくらいに塗料の塗り替えをやっていたが、それでも少しずつ木が腐って来て、その部分を取り替えて補修もしていたが、段々と面倒になって来て放置していた。そしたら、もう次々と腐ってボロボロになって来たので、一部分を残して解体することにした。

かなりの木材を使っていたので、廃棄が大変だった。ただ、近所の親しいEさんが、「近所の風呂屋に聴いてみたらどうだ?」と言うので電話して聴いてみたら、持って来ていいと言うので、持って行った。市のゴミで捨てると、結構高いゴミ袋がかなりいるので、助かった。

ウチの息子家族も、新築の家にウッドデッキを作りたいと言っていたが、止めた方がいいと言った。ウチの近所に、新しい家が次々と建っていったが、ウッドデッキを作るところが多くて、それが憧れのようだったみたいだ。

家が出来た当初は、焼肉などをやっていたようだが、その1~2年後には、ほとんどの家のウッドデッキは物置場と化していた。物を置いて、その上に青いビニールシートなどをかけている家が大半で、ウッドデッキで焼肉をやっている姿を見ることは、ほとんどなくなった。

焼肉をやっていても、ガレージでやっているところがほとんどだ。ウッドデッキで焼肉をやったり、優雅にティーでも飲みながらくつろぐというのは、日本人には向いていないのかもしれない。第一、北海道だ。外でくつろげる温かい時期が少な過ぎる。

「レンタルビデオを、またまたまた観た」

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今回は、「Yumi Arai The Concert With old Friends」、「死刑台のエレベーター」、「ザ・ゲスト」、「レッド・ライト」、「鑑定士と顔のない依頼人」を、TSUTAYAで探して探して、やっと選んで借りてきた。もう、観たいと思うものはほとんどなく、今回借りたのも1本はミュージック・ビデオで、映画は4本だ。しかも、その内の3本は昔観たことがあるかもしれないと思ったが、借りてみた。

まず、「Yumi Arai The Concert  With old Friends」だが、荒井由実の復活コンサートというもので、1996年にユーミンが結婚前に活動していた荒井由実の名前で、旦那の松任谷正孝や昔のレコーディング仲間をバックに歌っている。元々、デビューした頃からのファンではあるが、バックギタリストに元はっぴいえんどの鈴木茂がいたので借りた。

荒井由実の曲「やさしさにつつまれたなら」の鈴木茂のギターは名演奏で、当時は日本人でもすごいギターを弾く人がいると感動した。これ以上ないという、曲にぴったりの間奏のギターを弾いていた。「中央フリーウェイ」のギターも、ワウペダルを使った画期的な演奏で、普通のギタリストとは違った。

ゲストで、元サデスティック・ミカバンドのメンバーが出た。ドラムに高橋幸弘、ギターに高中正義、そしてボーカルにミカだった。このコンサートは1996年で、加藤和彦が亡くなったのが2009年だったので、この時は加藤和彦はまだ生きていたのに、リーダーだったが出なかったようだ。

高中は相変わらずの派手な格好で出て来て、加藤和彦の元女房のミカはかなり太っていて、年齢は40代中頃だと思うが、男もそうだが特に女の人は、歳を取ると元の姿からは想像できないくらいの容姿になることが多い。この時の荒井由実も、ミニスカートで出てきた時も脚が太く、かつてのスリムなスタイルとはかけ離れていた。この時は42歳だ。テレビの縦横比率がおかしいのかと思ったが、なんともなかった。

映画の「死刑台のエレベーター」は、BGMがマイルス・ディビスの演奏ということでも有名になったが、全体に暗い感じの映画の内容とピッタリだ。それにしても、昔の映画はテンポというか展開が非常に遅くて、観るのは根気がいる。今の映画はどれもテンポや展開が早いので、それに慣れてしまっていることもあるのだろう。

ただ 、昔の映画の方が脚本がしっかりしていて、内容は優れていたように思う。このディスクはブルーレイで、白黒だが非常にきれいな画面で見やすかった。リマスターという、デジタル処理したものなのだろう。内容的には、今ひとつだった。

「ザ・ゲスト」は観てすぐ、前に観たことがあると気づいた。これは戦死した息子と戦地で友人だったという若い男が訪ねてきて数日間泊まっていくが、これがとんでもない男だというストーリーだ。内容自体、どうも嫌で観たいと思わないので、かなり場面を早送りして観た。もう二度と観ることはないだろう。

「レッド・ライト」はロバート・デニーロやシガニー・ウィーバーが出ていて、デニーロが超能力者の役をやっていて、それを暴こうとするシガニー・ウィーバー達との対決を描いているが、結末が「成程、そういうことだったのか!」という感じで面白かった。それにしても、サングラスをして身振り手振りで話しているロバート・デニーロを観ていたら、日本のお笑い芸人が真似するのとそっくりだと思って可笑しかった。

「鑑定士と顔のない依頼人」も観ていて、昔観たことがあったのを思い出した。しかし、これはまた観ても面白く、最初からずっと釘付けで観ていた。ミステリーで、主演の鑑定士役のジェフリー・ラッシュは、個性的な役が多いが演技派だ。それと脇役で、これも名脇役のドナルド・サザーランドが出ている。

この映画は、かなり面白いのだが、結末が高齢者の自分と重なるのか、悔しいというのか、「何でもっと、いい結末で終わらなかったのか?」と思い、いい結末を自分で何度も考えたりした。確かに、高齢になって若女性が近づいて来たら、100%騙されていると思わなくてはならないのだろうな。ネタバレだ。